山手線のちょっと外側

ニュース記事で「地震で大火災、避難難しい密集市街地」というタイトルがありました。
タイトルの通りの問題で、自分も以前から気になっていました。

ここ何年も地下鉄が移動のメインだったので、20年以上前の記憶が元なのですが、山手線から外に伸びた電車で高架から伺える街並みが独特だったり。
木造建築が隙間なく密集していて、歪に伸びる道路も道幅が狭く「火災が起きたら洒落にならないだろうなぁ」と。
現状は改善しているのかも知れませんが、総武線で新宿から外に向かう区間とか、京成線で日暮里から外へ向かう区間とか。ゴチャゴチャ感が相当でした。
上記の京成線については、再開発で随分マシになっていたかもです。しかし、成田空港から初めて日本に訪れた外国の方々は、都心に近付く京成線でこの光景を観てどう思うんだろう?と。
他にも、高校時代に北海道で暮らしていた自分は18切符で東京まで遊びに来ることが幾度かありましたが、東北本線が23区に近付く辺りの光景も独特でした。

上記は高架上だったから観えた景色なのですけれど、地上を車で走っていてもけっこう凄い場所が23区内にはありました。これは山手線の内側でもです。
地図を観ると道はマスクメロンの線の如く無秩序に伸びていて、それも狭い道。仕事上でなければ通りたくないし、通る機会も無い地域。
昔ながらの光景が懐かしく、貴重とされている地域も中にはあります。

進学で東京に出てからの自分はこれまで10回は引越しを経験しています。ただ、そういった地域で暮らしたことは一度もありませんでした。無意識に避けていたのかなぁとも。
秋葉原界隈で暮らしていた頃、町の歴史を紐解いてみると、震災や東京大空襲以前の道路は都心でもけっこう歪でした。焼野原になってやっと都市計画が機能した面があった様子です。幕末の頃の地図を観ると、真っ直ぐ伸びている道などほとんど無いくらい。

また、千代田区は木造の新築が許されていないとも聴いています。
一時期、住宅のリフォーム番組を観るのが楽しみでしたが、けっこうな割合で再建築不可物件の大掛かりなリフォームも含まれていて。嘘か本当か分かりませんが、柱一本だけ残していればそれ以外はいじり放題だとか。
再建築不可の物件というと、道路への接続が悪い上記のような地域が多そうな印象です。

現在暮らしている柴又については、参道以外元々は田畑しか無かったらしく、自宅周辺についてはこういった密集感が少ないです。景観保存の条例もあり、無暗に高い建物も建てられなくなったので、空も広いままかと。

都市計画とか整備といった類は、大きな災害が発生しない限り機能しないのかなぁと。
自分が暮らす地域については水害の危険度が高いです。ただ、水害の場合はまだ逃げる時間が稼げそうです。火災の場合はそうもいかないだろうなぁと。

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