AIの怖い部分

昨夜観たドキュメンタリー番組で「AIの怖さ」みたいなのが紹介されていました。

しばらく前に、某就職サービスで「内定辞退者予測サービスを企業に提供していた」件が問題になったのですが、売られた情報はサービス利用者の学生の言動を調査して導かれた結果だったっそうです。
「過去の同レベルの学生が幾つもの企業から内定を頂いた場合、選ばれるのはこの企業」等の情報をストックし、本人の行動パターンから内定辞退を予測してしまうそうで、その情報によって企業から門前払いもあり得るそうで。
100%の保証は無い情報だと思いますし、好みというのは人それぞれなのですから「その他」な例外的な人も居ると思うんです。たぶん自分もその一人だと思いますし。
チャンスを取り上げてしまうようなサービスは、どうにも好きになれません。
企業にとっては採用の効率も大切なのでしょうけれど。

もう一つ気になる例が紹介されていました。
一部の就職サービスでは、本人のSNSアカウントを特定し普段の素行を調べられてしまうそうで。
裏アカウントもキーワードや交友関係で探し出し、そこの本音がけっこう重要だそう。
裏アカウントで綴られた言葉の中にネガティブなものが多いと、評価が下がるそうです。(ダークワードリストと一致する言葉がどれだけあったかとか)
膨大なデータの中から一瞬で結果が導かれるそうで、人間業ではとても敵いません。
就職サービスに限らず、例えば家のローンを借りる際とか婚活サイトとかでも使われてしまいそうな機能です。

人は誰でも表裏が多かれ少なかれあると思います。コンピューターとは違うのですし、それが全く無いのはそれこそコンピューターのような味気ない奴になってしまいそうです。
ただ、表裏があり過ぎるというのはやはり問題なんだろうなぁとも。
就職試験の中には適性試験というのもあるのですが、「正直に回答せよ」と言われても善人を装うことも出来てしまうワケで。普段の素行から正体見たり!は、案外理にかなっていますし、裏で悪い事をする人が減るキッカケにもなるのかな?
街中に監視カメラが溢れたり、車にはドライブレコーダーが搭載されて結果的に犯罪の抑制にも繋がっていますし。
お天道様はお見通しだよと。

しかし、「裏アカウントのダークワードに本性を観る」なんてことは、誰だって思い尽くし、鍵の掛かった日記を盗み見るようなもので。
AIの本質はもっと難解なブラックボックス経由で回答を導くイメージでした。どういったアルゴリズムで計算しているのか人間には分からないイメージでした。
去年辺りに観たAI関連のドキュメンタリー番組では「少子化を食い止めるヒント」みたいな計算結果で「どうしてこれが?」と思われるキーワードが幾つか導かれていました。
そうすると、今回の番組はAIとあまり関係無いのかな?とも思えてしまい。計算方法が人にも解りやす過ぎるからです。

昨日は似たようなニュース記事も観掛けていました。「クッキー情報収集、公取委規制へ」というタイトルでした。
ブラウザーの閲覧や検索履歴から、訪問先サイトの広告欄におすすめ商品が勝手に表示されるパターンとか。あぁいった現象は端末にクッキーと呼ばれる履歴が残っているせいで。
何処かのサーバーにはそれと紐づけた膨大な量のデータが残っていて。
こういった情報収集活動への規制が入るらしく。
まっとうに生きている人には関係無いのかなぁとも思えたりですけれど、人が勝手に点数化されているような部分はちょっと悔しくもあり。

しばらく前、水害にあったタワーマンションの情報を自分は検索していました。どんな被害になるのかなぁと。
しかし、その後は様々なサイトで高級マンションの広告がポコポコ表示されています。
あんなに高価なモノ、自分に勧めても全く無駄なのに。
現在の住居にも満足していますし。

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