入居率

現在の部屋に引越してから四年経ちました。小さな庭があるお陰で地域の方とも会話が出来たり、まぁ平和な暮らしを楽しんでいます。
特に庭の先にあるアパートのお姉様方(自分の母と同年代くらい)とは、お互いのベランダ同士で花の生育状況な話題が多かったです。特にひまわりのシーズンは。
六世帯が入居出来るそのアパートは築三十年くらいでしょうか。庭や駐車場が広く修繕もしっかりされているようですし、住民の皆さんも模範的市民。
ここ二年程入居率は半分程度の様子でしたが、半年ほど前から全ての部屋が埋まっていました。自分には直接関係の無い事ですが、何となく良かった良かったと思えたり。
実際、まともな修繕もされず見るからに老朽化し、空室だらけなやる気の無いアパートも近くにあったりします。僅かな住民の立ち退きを待っているようにも思えて。

プライバシーに関わるのであまり詳しくは綴れないのですが、最後に入居した住民さんは独り暮らしのお婆ちゃんの様子でした。耳が遠いのか窓を開けた状況で電話をしていると言葉がけっこう響いてきます。
「私なんてもうあとは死ぬのを待つだけだしさ」とか聴こえてきたり。これは少し心配になったり。
入居から半年ほど経った二週間ほど前、救急車のサイレンが。どうやらそのお婆ちゃんが倒れた様子でした。
ただ、その晩は部屋の灯りが点いていたので、すぐに帰宅できたのかな?と思っていました。

しかし、その後も一晩中部屋の灯りは点いたまま。恐らく、室内灯を点けたまま部屋を去った感です。
そして数日前に若夫婦が部屋の片付けに。全ての家具や家電品は広い庭に出され、後日行政のトラックで回収されていました。

特にニュース記事にもなっていないので事件性は無いと思うのですが、こちらから少しは声を掛けてあげるべきだったのかなと少し後悔しています。
うちの庭のひまわり、先月は満開でしたので少しは話題に出来たのかも知れず。

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