肝心なところが抜けている

ここ数ヶ月、様々なマニュアル書を読み通しています。
手順がそれなりに綴られているマニュアルなのですが、実際にその対象に触れてみないと何故?な部分が。
「そんなの常識」ベースで綴られているのが、どうやら問題なのかと思っています。
しかし、第三者が読んで理解に苦しむ部分が点在。読者の対象によっては通じるのだと思いますが、その通じる人達にそのマニュアルはそもそも不要そうで。
これでは対象の不明なマニュアルだよなぁと。

以前の仕事で関わった講演会の話を思い出しました。
料理の手順を例にした話です。小さな娘さんが母親に尋ねました。
「どうして、七面鳥の頭と尻尾を切る必要があるの?」
母親は答えられず、その母親に尋ねてみても曖昧な回答。更にその母親に尋ねて明確な回答が。
「そうしないと、うちの小さなオーブンには七面鳥が入らなかったから」

某企業の生産管理系の講演会で聴いた話題でしたが、検索したところかなり有名だったらしく。

同じ仕事を長く続けていたりすると、その肝心な部分の説明が抜けていたりします。
以前の仕事で、十年ぶりくらいに職場に戻ってくるらしい方の前評判は上々で、噂では女性に対しての誉め言葉が並んでいて。温和でおしとやかな女性のイメージでした。
その方の初出社で度肝を抜かれました。出社されたのは自分と同年代のまろやかそうなオッサン。

大笑いしながら総務の女性に近寄りました。
「自分、女性の方だと勝手に信じ込んでいたんですよ!」

その場に居た一同は大笑いでしたが、「女性」だという補足はそれまでの会話で一度も無く。
総務の女性は知性や教養のある方で、優しいフォローが。
「歴史上の人物でも当時は周知の事実だったから、何百年も経ったら男だったのか女だったのか分からないのが居るそうよ」と。

小野妹子については「男だった」と小学生の頃に習っていたので、その名前による誤解は無かったです。
高校時代に現代文で知った中原中也については、教科書に載っていた代表的な写真が中性的で「こいつはどっちだ?」と友人とも話題になったなぁと。

話がかなり飛びましたが、技術系のマニュアル書で肝心な部分が抜けているのは、致命的な問題を生んでしまうと思ったりです。

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