Forza SiのLLCを交換

本日はForza SiのLLC(ロングライフクーラント)を交換してみました。
本来は二年に一度のペースで交換すべきらしいのですが、購入したお店に任せてしまうとネジの紛失が続いていた為、出来る範囲で自分でメンテの方針でして。
現時点で購入から二年半、走行距離は約七千kmです。長距離をあまり走らず街乗りが多い為、どうにも距離は伸びていません。
結論から申しますと、やはり二年目辺りで交換した方が良いかと思えました。何故かというと、それなりに汚れていたからです。以下の写真はLLCの廃液です。けっこう汚れていました。新品との比較画像が無いのですが、新品はもっと透き通っています。

写真を撮りつつ、アンダーカウルを外しつつの作業、途中でネジやワッシャーを落下させ救出しつつ、三時間の作業となってしまいました。もし今からやり直すにしても、一時間は掛かると思います。
日向での作業では無かったものの屋外は三十℃越えでしたので、相当汗をかきました。細かい説明は後日ということで、先ほどまでの作業の要所部分を写真だけでも残しておきます。

今回使用したLLCは四年持つといわれるスーパーLLCという呉工業さんの商品です。単車に収まっているLLCは二年しか持たないので、出来る限り廃液したいところでした。

点検校からリザーブタンクの容量を確認したところ、ほとんど残っていないのか汚れて見えないのか分からぬ状況

フロアマットをめくって、リザーブタンクの注入口にアクセス。

工具不要でここまで来れます。

注入口を覗くと、ほぼ空っぽ。正常な流れで減っているのか異常なルートで漏れているのか何だかよく分からないです。半年前はリザーブのゲージの範囲に収まっていました。

元々入っていたLLCをラジエター直下から抜くため、進行方向左側のアンダーカウルを外す。これはサービスマニュアルが無いとカウルの爪を折る危険性があるので、無理は禁物。力は無茶に掛けないこと。
先ずは左側のフロアマットをめくる。

続いて外した左側のアンダーカウル。

ラジエターには入り口と出口のホースが刺さっており、両方とも外して廃液。また、事前にラジエターキャップを外しておく。ラジエターキャップはフロントフォーク側の隙間から手が届きます。

外された二本のホース。二リットル以上収まる洗面器を事前に置いておくこと。

以下は廃液。

続いて、ウオーターポンプ下のドレインボルトから廃液。

続いて、シート下のサーモスタット辺りのエア抜きボルトを緩める。ここで注意が必要なのですが、本来はシーリングワッシャも交換すべきだそうです。自分は予備のワッシャが無かったので交換しませんでした。
そして大失敗を犯しました。ボルトもワッシャも外した際に落下させてしまい、手の届かない奥から救出するのに一時間を要しました。
交換しないのであれば、ボルトを緩めるだけで十分だったと思います。一旦外すと付けるのがけっこう厄介なポジションです。自分は落下させては救出の作業を三回繰り返してしまいました。

救出するのに使用したマグネットツール。ボルトはマグネットでくっ付きますが、ワッシャは銅製らしくマグネットで付きません。


新品のスーパーLLC。容器の底の方にしか残っていませんが透き通っています。この青色のLLCがあまり売られていないんです。赤とか緑よりは汚れが目立ちやすいかも知れません。別の色とミックスすると最初から濁った見た目になりそう。
自分はamazonで900円で購入しました。ホームセンターとかでは在庫があっても二割以上高かったです。

廃液後は外したチューブや緩めたエア抜き等を全て戻し、ラジエターキャップを外した注入行からスーパーLLCを補充。溢れたらキャップを締める。
更にリザーバータンクも満タンに。リザーバータンクもゲージの範囲に収めるべきでしたが、結果的に注入口ギリギリまで入れてしまいました(単なるうっかりミス)。ただ、オーバーフローホースもあるので、入れ過ぎた分はここから逃げるのかなぁと。
その後数分間アイドリングし、エンジンを停めたらラジエターキャップを外してエアー抜きとスーパーLLCの補充。それを数回繰り返し。水温系が動き出すくらいまではアイドリングした方が良いかと思います。
このラジエターキャップを外す際はエアーと共にLLCも吹き零れます。ですので、作業終了後は床を水洗いする園芸シャワーみたいなのを事前に準備すべきです。

ついでにプラグの清掃を。本来は金属ブラシを用いるべきですが、無かったので古い歯ブラシで。


妙に長い汎用性の乏しいプラグ。特殊過ぎるのか、イリジウムのタイプは未だに販売されておらず。歯ブラシでは大して汚れが落ちませんでしたが、ひどい汚れでも無かったので、まぁいいか。その後パーツクリーナーを軽く吹く。

で、カウル類等を元に戻し、先ずは近場を試走。
LLCの交換前まで、水温計はだいたい2:40くらいの位置までしか上がらなかったです。自宅周辺のブロックを試走した範囲ではそこまで水温が上がらず「よし大丈夫だろう」で江戸川河川敷の少し流れの良いルートを走ってみたところ、自宅から1km近く離れた金町浄水場辺りで水温がぐんぐん上がり出し。
水温計は2:00よりも上昇してきたので慌ててUターン。やばいと思い自宅へ向かい途中で水温は3:00まで下がったり2:30まで上がったりの繰り返し。
ともかく、水温計はレッドゾーンまで上昇することなくいつもの水温辺りで落ち着いたので、結果は大丈夫っぽいです。エアはまだ残っていたのかな?

現時点の走行距離は6963km。水温は2:40辺りで落ち着いたので、コンビニで発泡酒を入手。

この文章はエアコンの効いた寝室で綴っていました。発泡酒を頂きながら。
今日はもう乗らんし、触りたくも無く。
次回乗る際も万一に備えて近場の範囲にしておきます。

【その他注意点】
いつもはアウトドア用の膝の高さくらいの椅子を用意して作業するのですが、今回は下から眺めたりの作業が多く、腰掛けている場面が少なかったです。立ち上がると立ち眩みに近い暑さでもあり、途中で塩飴を頂いたり水分補給したり。
勿論、この作業は自己責任でお願いします。実際、オイル交換より遥かに手間の掛かる作業でした。

LLCの交換に必要だった工具は主に以下です。
・洗面器(廃液用)
・小さめな注ぎ口のある容器。(LLCの注ぎ用。百均で売られている調理用のを利用しましたが、狭い空間でLLCを注ぎ難くかなり溢しました)
・プラスのドライバー。(各所で使用)
・ラチェットレンチセット。(持っていて基本です)
・先っちょがマグネットのツール。(大き目な百均でも売られているかと:ボルトとか落下させた際かなり重要)
・マグライト。(ボルトを落下させた際にかなり重要)
・小さめのちゃんとしたモンキー。(エア抜きのボルトを緩めるのに必要な工具でした。かなりアクセス性が悪く)
・サービスマニュアル。(LLC交換以外のメンテ項目は読み飛ばしましたが、ほぼコレで手順が分かりますし、今ならヤフオクで一万円未満で入手可能かと)
・ボロ雑巾。ともかくLLCが飛び散ります。
・スマホかデジカメ。(特にホースを抜く前の撮影が重要。ホースを繋ぎ直す際に何処まで入れれば良いか?とかの確認に)
・水道と石鹸。(時々手や顔を洗ったり頭から水を被ったり)
・発泡酒類。(自分への御褒美用)
・肝心のクーラントは以下。2リットルで十分足ります。全部交換できれば1.35リットルの容量があるそうですが完全に抜けないと思います。

追記:
翌日、渋滞路や飛ばせる道を15km程走行してみましたが、特に問題はありませんでした。ちなみに外気温は36℃。
これまで水温計を注視した運転が無かったので比較になりませんが、信号待ち等で水温が上がっても2:00以上にはならず。レッドゾーンまで細かい目盛りで2つ余裕があるので恐らく問題無いと思います。
液漏れも無さそうです。四年持つらしきスーパーLLC、全入れ替えは出来ていないハズですので三年後くらいにまた入れ替えようかと。
走行性能に直接触れる部分では無いLLCなので、交換したら走りが良くなるようなことはありません。しかしトラブったら走れなくなりますし、劣化したままでは冷却系の痛みも早そうで。
あまり重要視されない部分ですが、トラブル少なく長く乗るには順調なうちの交換が宜しいかと思います。

オイルもそうですが、使い切れずに残った分は小さな物置で保管しています。やはり小さくても自宅に庭があるのは助かります。
以前の都心暮らしの頃は週末に路上でVespaの整備に励んだものでした。これが予想外に時間が掛かったり突然の雨に襲われると大変で。自宅の庭で作業できるのは色々と安心感があります。

Forza SiのLLCを交換” への1件のコメント

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