数十年に一度の

今年の梅雨明けは早かったなぁと思っていたところ、数日前から西日本方面で猛烈な雨。
ニュースや天気予報では「数十年に一度の大雨」で警戒が必要と。
実際、酷い被害になってしまい。

以前ですとテレビやラジオのニュースが一番速い情報源でしたが、ここ数年はTwitterで確認することが多いです。
ニュースメディアを通過しない現地の生の声。これが地方のナマリも含まれていたりでリアル。
それに画像や動画まで含まれていたりで。
スマホの普及が影響しているお陰もあるのでしょうけれど、二十年前では考えられませんでした。
当時のビデオカメラは十万円以上しましたし、自分の所有していたデジタルカメラは35万画素程度。
それが、こんな薄いスマホ一台に収まってしまうのですから。

話が飛んでしまいました。
表題の「数十年に一度」の件です。この言葉、ちと違和感あって。
全く同じ地域では無いのでしょうけれど、九州方面はここ数年毎年のように大雨の被害が続いているのに。
比較級の表現として通用しないのではないかなぁと思っています。
「昨年以上の」とかの方がまだ相応しい感じです。

自分は東京で暮らし始めて既に三十年以上。
北海道の実家からは「東京はいつか大きな地震や災害が来るのだから安全な北海道に戻りなさい」的な言葉を頂いていました。
たまたまなのでしょうけれど、この三十年に限って東京は大きな災害に見舞われていません。
逆に地震の無さをアピールしていた熊本とかの方が大きな地震に見舞われていて。関西も東北も北海道も大きなのにやられています。
勿論、いつかは東京にも大きなのが訪れるのでしょうけれど、日本に居る限り何処に住んでいても一緒なのかな?と思っています。
ただ、水害については九州方面がここ数年厳しい感じでもあります。

数日前に江戸時代の火災についての番組が放映されていました。
大きな火災が頻繁にあったらしく、消火設備など発達していない時代なので延焼を防ぐために火消が建物を破壊したと。
建物は破壊しやすいように薄い板の壁に細い柱。そして庶民の家は小さく。非難時に持ち出せる家財道具も僅かで、床下に保管スペースとか。
海外から訪れた人は、大火後の着の身着のままの人々が興味深く映ったそうです。ちっとも落ち込んでいなかったそうで。
「火事と喧嘩は江戸の華」はどうやら本当だったらしく、災難さえも何かのイベントの如く楽しんでいた様子でもあるようで。
ある面、地震大国の日本の自然に則った生き方なのかなぁと。
復旧も早かったそうです。助け合ってあっという間に町が再生されたり。
また、都市計画も徐々に生まれて火除地が江戸には点在した様子で。そういえば、秋葉原も元々は火除地だったよなぁと。

人が集まり過ぎた東京、隙間という隙間に建物が建ち、それでも足りずにノッポなビルだらけ。
大きな地震でもやってきたら、相当危なそうです。
上水も下水も電気もガスも止まってしまったら、上層階での生活は相当困難かと思います。
当時の江戸の考え方とは正反対で。

と、この文章をだらだら綴っている途中でスマホに速報が。
高知県、愛媛県に大雨特別警報だそうです。本文を読んでみると「これまでに経験したことのないような大雨」という表現。
こっちの方が相応しいな。

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