野焼き問題

昨日のこと、某ニュース記事で野焼き問題が話題になっていました。
記事のコメント欄を読むと「こんな迷惑を被った」系の意見が多く。
これは色々と考えさせられました。
自分は子供の頃から焚火とか大好きですし、思い当たるふしは幾つもあって。

自分が現在暮らすマンションはソコソコの広さの庭があり、ここで薪ストーブを置いて、冬場は遊んでみたいなぁと思っていました。
遊ぶと言っても、暖まったり鍋料理を楽しむくらいで。
実際、引越した年の瀬にステンレス製の薪ストーブを通販で入手していました。売られているのは郊外の大きなホームセンターくらいで、仕事の出先ついでに実物を確かめたものの自宅に持ち帰る方法が無く。
使い勝手等はWebで十分に調べた上での購入で、入手直後に黒の耐熱塗装も実施しています。これがけっこう上手く塗れまして。


で、初めて使ってみたのは真冬の夜中でした。周辺に迷惑を掛けたくなく、冬の夜なら洗濯物も仕舞われているだろうし、窓も閉まっているだろうと。
近くのホームセンターで入手した薪はナカナカ火が付かず、一苦労。やっと火が回ってきたかと思ったら、今度は煙突からモクモクと煙が。
火が安定すれば煙が収まる可能性はあったのですが、万一の苦情が恐ろしく、直ぐに消化しました。
薪を触った感じではまだ「しっとり」していたので、乾燥しきれていなかったのかも知れません。

あれ以来、薪ストーブは屋外の小さな物置の中を占領しています。使う機会があったとしたら、恐らく大きな災害でも来た時かと。
ともかく、個人的な趣味で周りに迷惑は掛けたくなく。
試運転が最初から上手く行っていたら、使い続けていた可能性は十分にあり、逆に失敗して良かったのかも知れません。

自分の暮らす葛飾柴又は元々畑だらけだったようです。半世紀前の上空写真を観てみると、ここまで住宅街にはなっておらず。せいぜい、駅から帝釈天の辺りまでが開けていた程度でした。
実際、現在でも当時からの畑が点在してはいます。ただ、引越してから三年近く経ちますが、野焼きはまだ観たこと無かったかも知れません。
個人的には野焼きの香りも煙も嫌いでは無くて。出来るものなら火元で暖まりたいくらいです。
たぶん、そんな自分が少数派なんだと思います。勿論、燃やしているモノがプラスチック類とかですと臭いからして危なっかしく嫌ですけれど、天然の枯れ草とか枯れ木とかでしたら大歓迎でした。
以前の仕事で北海道方面を周っていた頃は、時期や場所によってはタイヤを焼いていたりもありました。畑に霜が降りないような対策だったと思います。あの匂いは実際キツかったですが、巨大な畑では許される行為だったのかと思います。(現在がどうだか知りませんが)

自分は地方出身なので、野焼きに対して寛容な姿勢なのかも知れません。実際、子供の頃はドラム缶でゴミを燃やしたりしていました。
柴又に引越す前は特に珍しい経験をしていたかも知れません。千代田区のど真ん中で一斗缶で焚火とか普通でしたから。特に餅つき大会等のイベントでは暖かい一斗缶に皆が集まり暖を取っていました。
また、年末年始の小さな神社でも同様で、搔き集めた枝や枯れ葉を焼いたものでした。大晦日の夜は「かがり火」も楽しみでした。
なので、都心に比べて遥か郊外の柴又なら大丈夫かな?と思っていたりでした。

話が飛んでしまうのですが、煙以外の環境問題についてです。
幼少期の自分は埼玉の川越で暮らしていて、自宅から15分ほど歩いた辺りが独特の匂いを放っていました。
ドブ川の横に大きな養豚場があり、そこの匂いが年中凄かったんです。夏場は特に強烈で、横のドブ川からは大量の蚊も湧いてきて。あの周辺も住宅地でしたが、住民の方々は大変だったと思います。
ただ、養豚場は遥か昔から続いていた様子でしたし、住民はそれを知った上で後から引越してきたのでしょうし、文句を言うべき立場では無いだろうなぁと思っていました。
十年以上前にその場所を訪れた際には養豚場も無くなり、ドブ川は蓋がされていました。もう、何処にでもありそうな普通の住宅街と化していました。

あと、仕事で時々訪れていた埼玉県某エリアについてです。東京寄りのエリアは近くに関越道も走っています。
やはり元々が広大な畑だった様ですが、そこに新しめの住宅街が広がり始めていました。
そのエリアが特徴的に思えたのが冬場の土埃です。強風の日は広大な畑から大量の乾燥した土が舞い上がり、数十メートルの高さまで土埃色。映画でしか観たこと無いような西部劇の風景で。
土埃は目にも鼻にも入り込んできて、これは洗濯物や布団など外で干せないだろうなぁな状況でした。
冬場の乾燥した時期にしか発生しない現象でしたが、それを知らずに住み始めた人はけっこう苦労しているだろうなぁと。

そういえば、千代田区で暮らしていた頃はマンションの屋上でサンマを焼いたこともありました。
この時は七輪を使っていたのですが、美味しく焼けたものの煙が凄くて。
消防車が呼ばれたら困るので、内輪で煙を必死に拡散したものでした。

野焼き問題” への2件のコメント

  1. ルノワールさん
    アラジンのストーブも魅力的ですよネ。
    ただ、室内用のストーブは既に二つ持っていて。どちらもガスなのですが。出来るものなら、ゆらゆら炎の木を燃やしてみたく。
    しかし、リンク先を観たところVespaに通じる美しさ感じました。

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