WBC準決勝の日本メキシコ戦、たまたま春分の日の本日開催されたのですが、見応えのあるドラマの様な展開でした。
自分は途中から観たのですが、既にメキシコが三点先制していて、その後も日本のチャンスはナカナカ訪れず、画面の前ではちょっと諦めかけていたりでした。
まさかのサヨナラ勝ちでしたが、やはり諦めない姿勢は尊いなぁと。
ちょっと意外だったのが、メキシコの選手が試合中にほとんど笑顔を見せなかった点でした。
もっと大らかなイメージの国だったので、あの隙を見せない姿にちょっと怖ささえ感じてしまい。
それに対して、試合を楽しむ余裕さえ感じる日本は、なかなか凄いなぁと。
大谷選手のポジティブさが影響している部分もあったのでしょうか。
あと、サヨナラ勝ちの直前に緊急速報のテロップが。
岸田首相がウクライナに電撃訪問と。
自分は文字を読み間違えたのか、既に訪問が完了したのかと思っていました。
盗塁成功なのかと思っていました。
しかし、試合後に確認したニュースではウクライナに向けて現在移動中とのことで。
戦争中の国にこれから訪れる状況での報道は、ちょっと理解に苦しみました。
下手をしたら狙い撃ちされかねずです。
報道側のミスなのか、政府側のセキュリティの甘さなのか、何か無神経さを感じてしまい。
話が少し逸れます。
自分が育った家庭は、スポーツを重要視していませんでした。
幼少期は母子家庭だったのもあり、親からそれを学ぶ機会が無く。
なので、自分も含めて我が兄弟は基本的にスポーツ音痴でした。
体育の授業など苦痛でもあったりでした。そもそも、その面白味を知らなかったというか。
また、当時の少年野球とかにしても、しごきとか体罰とか、楽しんでプレーするような風潮ではなく。
少年野球のチームに所属していたクラスメイトに誘われ、放課後に草野球に誘われたりでしたが、自分は下手糞でこれも全然面白く無くて。
ただ、そんな下手糞でも続けていたら少しはマシになったり。
投げるのは下手なままでしたが、獲るのと打つのはだいぶマシになった様です。なので、高校の体育の行事では、少しは活躍の場があったりでした。
草野球の誘いを断っていては、クラスで仲間外れにされがちだったので仕方なしの参加だったものの、断っていたら恥かしいままだったんだろうなぁと。
しかし、母はテレビでのスポーツ観戦が意外に好きでした。
高校野球や大相撲の中継を結構楽しみにしていて。
何故子供にスポーツを推奨しなかったのか、これはちょっと謎でした。
母もあと一年長生きしていたら、サッカーのワールドカップや今回のWBCを楽しめただろうになぁと。
亡くなってしまうと、その後の出来事を知らないのは当然なのですが、そこをまた考えさせられてしまったりで。
東日本大震災の直前に地元であった知人の葬儀もそうでした。
知人のIさんは、その年の神田祭で町会の主人公になるかも知れなかった存在で。神社の宮入で木頭(きがしら)を務めるかもしれなかった有力候補で。
自分より少し年上だったIさんは誰に対しても笑顔で優しく接していて、自分にとっては頼れる兄貴分で。
市場の仕事に就いていたIさんは、早朝からの仕事や子供達の町の対応で不摂生気味だったらしく、身体に無理が掛かっていたのか。
突然の訃報でした。
葬儀のしばらく後に東日本大震災が訪れてしまい。(葬儀の記事を読み返したところ、震災の半月前でした)
あれだけ大きな地震もIさんは知らないですし、結果的に神田祭は中止となってしまい。
自分としては、どれも想定外の出来事でした。
綴っていた途中で日付が変ってしまいました。
本日はWBCの決勝戦。どんな試合がまっているんだろう。
勝てたら勿論嬉しいですが、楽しい試合を期待しています。