経歴詐称

先日の面接で、会長さんからは幾度も聴かれた質問がありました。本当にその大学を卒業しているんだよな?と。
自分の学歴は全く大したものではなく、詐称する程のものでは無いですし、詐称するならもっと著名な大学にするかと。尤も、そんなインチキをする器など自分には無く。
だいたい、バレてしまったらとんでもないことになる嘘というのがあるワケで。学歴には意味があると思っていますが、これに対して嘘をつくというのは自分の人生を否定している様なもので。
(以前の記事にも綴ったかも知れませんが)過去にそれを詐称していた知人は他にも嘘が多過ぎたというか、関わってはいけないタイプだろうなぁと。

しかし、面接でそんなことを聴かれたのは初めてでした。まぁこれは都知事の学歴詐称疑惑が最近再浮上してしまっている点にあったのかと思います。
都知事の経歴の実際のところは分からないですが、ここまで大事になる前に卒業証書を見せるだけで片付いた話だと思うのですが。
過去に利用していた婚活サイトでは経歴証明のアイコンが幾つもありました。年収の証明とか独身の証明とか、学歴の証明とか。
自分はその辺を出来る限り表記していたものの、根拠になる大学の卒業証書だけが見当たらず。

卒業証書なんてものは丸い筒に入っているだろうと探したものの、何処にもあらず。
五年前の引越しの際、色々と片付けていたらコレがフワッと見つかりました。
平べったい布製のバインダーに収まっていました。そういえば、筒の中では無かったんだなぁと。
これはコピーして提出した方が良いのかな?妙な不安を抱えられるよりはマシかと。

世の中にはこういった証書とか資格とかを額に入れて飾っている方も居たりします。これを掲示していないと営業できない職種もあったりするのですが、そんなの関係無いのに飾っている方も多かったり。
自分の場合は、押し入れの何処かに隠れてしまっているのが多い様で。
ひょっとすると、今後の転職活動とか就職活動では住民票の提出以外にも卒業証書のコピーを提出なんて事態になってしまうのかなぁ。

大したことの無い卒業証書と綴りましたが、大学受験の際は大したものでした。
それを獲たい為だけに面倒な受験勉強をして、安くはない授業料を納めて、必要な単位を取得して得た結果ですから。
自分の高校時代、大学の進学率は25%程度だった記憶です。
お金を持っているだけとか、学力が優秀なだけでは得られないシロモノでした。
自分の場合はソコソコの成績で、お金の無い中でどうやってそれを掴むかけっこう必死でした。

過去に読んだラーメン二郎の創設者のインタビューが面白かったです。
「あはは、俺は節操ないもん。金になればいいんだもん、金になれば。節操ないからいいんだよ、金になればよ。ラーメンなんか食わなくってもいいって言うんだよ。金だけ置いていってくれればよ。昔は残すとこのやろーって、偉そうに能書き垂れたけどよ、最近はもう能書き垂れる気力もないよ。もういいんだよ、金だけ置いて帰ってくれりゃあ。願わくば食わないで帰ってくれると一番いいんだよ、割り箸あげるからさ。そういうことだよ、後は別にないよ。」
上記は『昭和61年11月27日16時30分~17時30分 ラーメン二郎にてインタビュー(質問者:齊藤滋久 回答者:二郎のオヤジ・奥さん)』からの抜粋です。とても読み応えある人間臭い文章です。
卒業証書さえ頂ければ、中身はどうでも良かった自分を思い出したりでした。

だいたい、高校も大学も本人次第だと思うんです。だいたいは入学時の成績と大学のレベルはほとんど一緒で。そこで勉強するかどうかは学校では無くて本人次第で。
卒業証書なんかよりも合格通知の方が意味あるのでは?と思っています。その方が学費も入学費も掛からず、経済的ですし理にかなっていそうでもあります。(海外の大学は入るより出る方が大変だとも聴いていますが)
ただ、そこで過ごした時代に築けた友人は何よりの宝物だと思っています。
自分が落ちぶれていたときでも、親族でも無いのに気に掛けて頂いただけで有難く。なので、あの数年間は無意味でも無かったとは思っています。
そんな風に思っているのは自分だけとも思えずです。

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