FT8環境のコピー

FT8環境を別のPCにコピーするのに必要な情報を軽く纏めました。
明日にでもローカル局さんの新しいPCで試す予定です。
運が良ければ細かい設定も引継ぎ出来るかも知れません。特にJTAlertの設定は気が遠い作業でして。

参考にさせて頂いた記事は「My first steps」さんの「WSJT-XとJTDXのログファイルの共有」になります。

WSJT-X :c:\users\%username%\AppData\Local\WSJT-X\
JTAlert :c:\users\%username%\AppData\Local\HamApps\

上記のディレクトリ以下のファイルを新しい環境に全て上書きすれば完了でした。(細かい設定は更にちょっと必要でしたが)

あとはLoTW(TQSL)周りの設定がちょっと思い出せず。
以前に取得した証明書が再利用出来るのか、それとも新たに証明書を取得すべきなのか。
更に、一枚の証明書が複数のPCで利用出来るのか。

追記:
検索したところ、TQSLの設定周りはこのサイトが詳しかったです。

更に追記:
上記の情報を元に、全て上手く行きました。勢いのあるうちに一気に片付けちゃいましょうと21時を回った時刻にローカル局さん宅へお邪魔しまして。
B4も細かい設定もWSJT-XもJTAlertでも引き継がれましたし、LoTWもすんなりと動作してくれました。
もっと面倒な作業になるかと思っていました。自宅でメインのデスクトップPCも一度クリーンインストールして快適さを取り戻そうかなと。
若しくは、Windows11にしてしまうか。ハードウエアが要件を満たしていない五年前のモデルですが、無償でアップデートが可能なのはあと数日だったかで。(←これは誤情報だったらしく、当面は無償だそうです)

一杯のらーめん

午後を回った頃、庭先で自分を呼ぶ声が。
ローカル局さんでした。
注文したノートPCが届いたそうで、設定でハマってるとのこと。
老眼鏡を持ってご自宅へ伺うことに。

PINコードとは何ぞや?との質問から始まりました。
それにしても、ネット経由の注文から一週間も待たずに届いたとは恐れ入りました。
利用目的はハッキリしていて、HF専用の無線機を追加購入したので、それ専用のFT8向けなPCが必要で。
一台のPCでも設定変更で二台の無線機を利用出来るのですが、切り替える度に幾つもの設定をイジるのは面倒臭いですし、自分でも個別のPCにするだろうなぁと。

そんな流れで、FT8の運用に必要なソフト類をインストールしたのですが、JTAlertのインストールが何故か失敗。何度やっても上手く行かず。
.Net関連が上手く行っていないのか疑ったり、色々と試しても全然駄目で。
そこで一時間以上立往生。

結果的にJTAlert 2.60.2のインストーラーに問題がありました。一つ前のバージョン2.60.1を試したところ、あっさりとインストール出来てしまい。
初回インストール以外は上手く行くのかな?
ともかく、妙なバグにハマらせられました。

これまでメインで利用していたリグはHF~UHFまで利用可能でしたが、新しいリグはHF~50MHzまでのリグで。
144と430MHzは古いリグと古いPCで、それ以外は新しいリグと新しいPCでの運用を想定しているそうで。
細かなセッティングは次回の予定としました。
これまで溜まってきたログデータの移行が必要なので、ある程度は作戦を考えておく必要が事前にあり。
特にB4のファイル(交信済み)の扱いが重要で。
ファイルサーバーにその辺のデータを置いて2台のPCで共有するのがスマートな運用にも思えるのですが、トラブった時が面倒ですし、その辺はシンプルな方が良いだろうなぁと。
ただ、運用開始後は全く別のログファイルへと枝分かれしてしまいます。
その辺の説明をローカル局さんにしたところ、言いたいことはちゃんと伝わっていました。

七十代半ばの年齢で、ちゃんと理解出来るのはやはり凄いです。
そもそも、パソコンを使うようになってまだ五年未満だというのに。
自分も仕事上で色んな世代の方に分析装置や専用ソフトの使い方を伝授してきたのですが、この世代でかなり優秀な呑み込みの速さです。
だいたい、選定されたHPのノートPCも今購入するなら自分も同じのにしたと思います。ともかく嗅覚が元々鋭そうです。

今宵は上記のログファイルが何処にあるのか等、下調べしておく予定です。
ローカル局さんは近いうちにラーメンを一杯奢ってくれるそう。
楽しみ楽しみ。

教育現場のニュース

今朝のニュース記事で、気になった一件。
『滋賀県野洲市の小学校で、50代の男性教諭が特定の男子児童を「みんなでスルー(無視)しよう」と呼びかけるなど、いじめ行為をしていたことが分かりました』とのこと。

教師の発した言葉としては不適切そのものなのですが、自分の小学生時代も似たような場面があったなぁと。
特に低学年の頃は、一風変わった生徒が教室に何人か。

自分は小学校の低学年の頃に通信簿の意味を理解しておらず、成績が悪いと気付いたのはずっと後の話で。
しかし、ずば抜けて成績の悪い生徒が教室に何人か居ました。
どんなテストでもほとんど白紙の回答用紙しか提出出来ない生徒です。

それでも人畜無害であれば卒業式まで学校に居れたのですが、授業中も全く落ち着きがなく妨害にしかならない言動を続けてしまう生徒が。
頑張って対応してきた先生であっても、時としてキレてしまう場面があったり。
先生によっては、存在が無いかの様に無視を決め込む対応もあったり。

親御さんの希望で一般学級に居たのだと思いますが、その生徒の親だけが教室の後ろで授業を見守る場面が幾度かありました。
そんなことお構いなしに暴れる生徒。黙って観ていられず、子供を叱る親。
新学期には何の説明も無く、その生徒は居なくなっていました。

まるで神隠しにでもあったようで。
後年になって、別の先生に「あいつどうなったの?」と聴いたところ、特別支援学級に転校していたそうでした。
先生達の間でも、そういった話は共有されていた様子でした。

問題児であっても個人的には休み時間に一緒に遊んで面白い友人だったのですが、その面白いというのも羽目を外し過ぎる部分にあったりで、それが余りにも酷いと自分が停めに入ることも度々。
特に、女の子の服を全部脱がして馬乗りになった事件は大問題に。

大学時代から付き合いの続いている友人が最近漏らしていたのですが、子供の頃は発達障害だったかもしれないと。
授業中も落ち着きがなく、常に教室の前の席が指定されていたそうです。
ただ、勉強だけは何故かそれなりに出来たそうで。
この友人の発想や言動がなかなか面白く、プライベートでもよく遊んだものでしたが、約束の時間を守ってくれたことなど一度も無く。
過去に幾度か海水浴に行っていますが、待ち合わせの駅前、炎天下で三時間待たされたことも。
遊びだから大目に見てきましたが、これが仕事の同僚だったら厳しいだろうなぁと。
病気だったことを知って、成る程なぁとも思えて。大人になっても治らない部分は少なからず残っている感で。
しかし、少しは自分も知恵を付けたのか、奴との待ち合わせは出来るだけ自宅を指定するようにしました。ここだったら、何時間待たされても苦痛じゃなく。

思い帰してみると、自分も授業など上の空で関係無い事を考えがちだったなぁと。授業その物がつまらなかったのもありますが。
時として隣りの席の子に話し掛けて先生に怒られた場面も幾度かありました。自分も発達障害が入っていたのかな?

話を戻します。
今回のニュースの話題、そこに至るまでの経緯が不明ですが、上記の様に親に観てもらうべきだったのではと思っています。
親も判断力があれば、これでは不味いと思えたでしょうし。
全く着いてゆけない理解出来ない授業に参加していても、本人には苦痛でしか無いでしょうし。本人のペースに合った授業の方が。

下町暮らしだった数年前、町の行事のお手伝いで地元の小学校に出入する機会が幾度かありました。
都心の新しい校舎は体育館もプールも図書館も立派で、大人向けにも開放されていたりで。
地域の防災訓練に引っ張り出された際は、職員室の中も案内されました。
もう夜なのに、先生方は意外に多く仕事をされていて。

自分は現代の小学校の事情など何も解っておらず、参加した同世代の親御さんに話を聴いてみたところ、どのクラスも学級崩壊になりかけているそうです。
問題児が集まって授業中も大騒ぎ。先生が下手に怒ると親が逆切れしてしまうらしく。
どうにも、親自体が判断力を持っていなそうらしく。
恐ろしい。

千代田区の小中学校は、他の地域に比べて集団の成績がかなり高いとも聴いていました。
下手な私立の学校よりも進学率が良かったりだそうで。なので、越境を企む親御さんも多いそうで。
実際、他の地域の学校は更に酷い学級崩壊具合だとも。
子供が居ない自分、色々と実情を知らない様です。

ホランさんのお弁当

一時期の自分もお弁当作りにハマったものでした。
これがナカナカ美しく纏まらず。
大昔に母が作ってくれたお弁当にしても市販のお弁当にしても、随分と美しかったんだなぁと。

数年前にテレビで知ったホラン千秋さんの見た目は、ちょっと自分の好みでした。
アナウンサーとしても、テキパキしていて無駄に丁寧な言葉に傾かず分かりやすい表現で。
お昼のバラエティ番組にも出演していて、坂上忍の意地悪なツッコミにも平然と立ち向かって。
そんな話は本人もしたくなかったのに、話題を振ってきた相手に見下されたらしく。
これは、相手がディスるとかマウントを取るとかの手口でしか無く。
「あんたが振ってきたんでしょ!」と。
そこにサッと気付けるのは頭の回転が速いです。

そして、ホランさんのお弁当がインパクトありました。
最近また話題になっているのですが、見た目の美しさなど全く考慮されていない逸品で。
考えようによっては実に合理的なお弁当です。
それが美味しいのかどうかは食べてみないと判りませんが、見た目だけで判断すると、とても美味しそうには思えずです。
これは人も一緒なのかなぁと。

ずいぶん前にハッとした面白い文章がありました。
女性であっても、字の汚い人というのは居るものです。
それがとても綺麗な女性ですと、そのギャップに驚いたりです。
「どうしてそんなに字が汚いの?」と呆れられたり。
そこで「そうかしら?」とスラっと答えられる人。
これはカッコイイと思えました。

お弁当の見た目と字の見た目って、何だか似ているなぁと。
食べたら美味しいとか、読んでみたら意味深いとか。

I Love New York

以前にも似たような記事を綴ったのですが、Youtubeで公開作品が増えてきたので、古いのも含めてI Love New York。
CASIOPEAの中でも一番好きな曲、オリジナルはSteve Karmenさんです。
New Yorkというかマンハッタン、生きているうちにもう一度行ってみたいものの、日本円が弱過ぎたり海外の物価が高過ぎたり。
ここまで差が付く前に一度は行けて良かったです。

【CASIOPEA】
JALのCMで聴き惚れたボコーダー。

【Metropolis】
70年代によく流れていました。

【Steve Karmen】
オリジナルがこれなのかな。

【Broadway (1/5)】

【Broadway (2/5)】

【Broadway (3/5)】

【Broadway (4/5)】

【Broadway (5/5)】

うろ覚えなのでソースも無く、記憶違いかも知れませんが。
70年代のマンハッタンは荒廃して治安も最悪に近い犯罪都市。そこで明るい観光地にしようと行政とアーティストたちが立ち上がったI Love New Yorkキャンペーンだったそうです。
その一環であの有名なロゴが誕生したり、この曲も誕生したり。
オリジナルの曲は77年に書かれたそうで、CASIOPEAのあの作品がJALのCMに使われたのはその二年後。
オリジナルはマーチに近いダボダボ感があるものの、CASIOPEAの一曲は偉く洗練されていた感です。
当時の楽器屋さんでボコーダーが試奏出来たら、誰もがあのフレーズを試してしまいがちだったかと。

自分が訪れた1999年初旬のマンハッタンは、路地裏も含めて綺麗な街並みでした。
アムステルダムもパリもバンコクもそうなのですが、一歩細い道に入ると歩道はゴミだらけだったり異臭が酷かったり。
その辺、日本の都市は何処も小綺麗なもので。
まぁマンハッタンの場合は清掃局が頑張っているのでしょうし、日本の都市の場合はその地域に暮らす人や働く人がコツコツ頑張っていそうです。

以前に世界中の人が集う写真投稿サイトで何の気なしに投稿した地元の路地裏な一枚に、意外なコメントを頂けたり。
インドで暮らす綺麗な若い女性からのコメントだったのですが「道路がとても綺麗」との指摘で。
自分からしたら当たり前の風景というか日常の一場面でした。彼女の投稿していた地元の写真はカオスに近い路上が何枚か。
やはり、日本人はちょっと特殊なのかも知れません。

取水口

しばらく前に、カワサキの単車について検索しました。
カワサキは元々小型の単車しか製造しておらず、大型については吸収したメグロにルーツがある流れで。
メグロの車名には「スタミナ」というのもあり、現在ではちょっとイメージが合わないよなぁと。(古い単車の名前については色々と面白いのがあるので、特集でも組んでみたいです)

その辺を詳しく紹介したサイトに、気になる広告写真が。
「男はつらいよ」によく登場する金町浄水場の取水口が写っていて。
当時のカワサキは葛飾区金町2丁目に本拠があったらしく。工場もあったのか謎ですが、それらしき住所を検索しても、跡形も無い様子です。

広告写真の背景については、基本的に現在と変わらない感です。
寅さんの時代から現代まで大差無い江戸川の風景で。
この場所は自宅から徒歩10分くらいで、初日の出を自分も幾度か拝みに伺っています。

話が飛びます。
数日前の台風の爪痕、静岡は大変な状況らしいです。
現時点でニュースではあまり扱われていませんが、断水が六万世帯にも及ぶそうです。
原因は台風で川の取水口周りが塞がれてしまったそうで。
事実かどうか謎ですが、Twitter上では「静岡県知事が自衛隊に要請をかけるべき」との話題がトレンドになっている現状です。
この知事はしばらく前にもリニアの開業遅れについて「責任は神奈川県にある」との独特の見解を発表しています。

考えてみると知事が表に出てくる機会など、コロナ禍前まであまり無かったなぁと。
北海道、大阪、東京、沖縄、その辺の知事以外は普段何をしているのか謎めいた存在だったりでした。
この人達が目立つ場面というのは、何か大きな問題が生じたときばかりだった気もします。目出度い場面ではニュースにならない立場なのか。

取水口という言葉も、普段あまり目に触れないと思います。自分も柴又に引越すまでは使ったことの無い一つでした。
金町浄水場の取水口については、見晴らしが良さそうなのであの帽子の足元まで行ってみたいのですが、鍵の掛かった柵で覆われています。重要なインフラなので、立入禁止らしく。
この近辺の江戸川は普段穏やかな流れで、台風でも川の幅が広がるばかりで過激な濁流といった雰囲気では無く。勿論、水位はかなり上がるのですが護岸対策はしっかりされているそうです。
あの取水口もぼんやり突っ立ってるだけで、機能しているのか謎めいてもいる古い設備なのですが、やはり重要そうです。

難局な南極

昨日の夕刻、イップクしようとベランダへ出てみたところ、ローカル局さんが歩道でうちのアンテナを見上げていました。
台風の被害が無かったのか確認に着た様子でした。
新しい無線機を最近購入されたそうで「それ、見せてくださいよ」とご自宅へ伺ってみることに。

ICOM社のIC-7300というリグがシャックに鎮座していました。
FT8の設定で色々とハマっていたそうです。パソコン周りの設定がよく分からなかったそうで。
だったら一言声掛けてくれれば良かったのに。(だからさっき来たのかもですが)

自分より二周り近く年上のローカル局さんには、パソコンの設定関係が優しくない様子でした。
その代わり、無線の技術的な部分は自分なんかより良く理解されていて。ローカル局さんは元々電気工事屋さんだったので、うちのアンテナ周りの資材も色々と提供してくれたりアドバイス頂けたり。
お互い不得意な分野を補完しつつ、いい感じでレベルアップしてこれた関係だったと思っています。
立派なリグが二台揃ったローカル局さん、以前から課題だったPCの新調もいよいよ必要になったので、機種の選定も手伝ってあげたりでした。
御本人が選択された機種はコストパフォーマンスも良く「これなら背中押せます」との流れに。納期も二週間くらいでしたし。

二週間後にタイミングが合えば、PCの設定類で自分も手伝ってあげたいところですが、どうなるのか。自分も何かと瀬戸際でして。
まぁ、上手く設定された後の動きはローカル局さんも十分使い慣れているし、そこまでは辿り着けそうなノウハウもこの10ヶ月で身に付かれた様にも思えます。
運転に慣れていて教習所に通うようなものです。

ローカル局さんはNanoVNAも酷使されていました。筐体は既にボロボロです。
元々はV/UHFのアナログ通信しかしていなかった方ですし、デジタルなFT8を紹介したのは自分で。
オペレーションに慣れたら、英語なんて知らなくとも海外と同じように交信出来るのだからとHFの紹介もしてみたりでした。
自宅のチンケな無線機とアンテナで遠くの海外とやり取りするのも観てもらったり。
ローカル局さんもそれで火が付いた様です。

立派なタワーにHFの立派なアンテナを上げている現在のローカル局さんです。
あんな大きなアンテナも自作されつつ、最新の測定器で色々と試しつつ。
そして、先ほど電波の到達をチェックしてみたところ、南極にも届いていました。

これは凄いです。我が家の設備では絶対に無理。
まだ交信まで至っていないようですが、射程距離に入っています。
我が家からは聴こえもしない南極です。

ローカル局さんは我が家から40mしか離れていないので、どちらかが電波を出したら潰し合いの関係でもあります。低めの周波数の波長よりも短い距離です。
送信に気付いたら、互いに一歩譲っていました。
ともかく、ここまで切磋琢磨出来てきた10ヶ月でした。
これが何だか嬉しく。

特にアマチュア無線ですと、距離の近過ぎるローカル局とはトラブルになることも少なくない様です。
そして、ここに引越してきてやはり良かったと思えます。