寒い冬

この冬は寒く。
昨年のこの季節は測量の仕事で屋外作業が続いていたものの、暖冬に救われていたんだなぁと。
北海道や東北の一部では冬になると雪や地面の凍結の影響で測量も出来ないと聴いていました。
しかし、積雪の少ない関東圏では真冬でも平気で測量作業があるもので。
結果的に、真夏の前に辞めて正解だったとも思っています。
ともかく、この寒さの中では幾ら着込んでも耐えられないでしょうし、着込むと狭いスペースでの測量も無理があり、服がボロボロになるばかりで。

今宵は今年最後の夜。
大晦日な雰囲気が全く感じられず。
勝手に世間がそうしているだけにも思えてしまい。
あと数時間で来年なものの、今年は大掃除もほとんどしておらず、軽く掃除機を掛けただけで。

11月の下旬辺りからアマチュア無線にどっぷりハマっていて、毎日の変化が乏しいこの頃でもありますが、葬り去られた分野なアマチュア無線にデジタル通信の面白さを発見したこの頃です。
あれだけ高価だった測定器類もこんなに安くなって、良い時代になったものだなぁと。
時々、感動もあったりでした。

残り数時間、新年の抱負でも考えておかねば。
ともかく、コロナに感染せず健康的な一年でした。

聴こえる範囲は飛んでいる

我が家の貧弱なアンテナは21Mhz、50MHz、144MHz、430MHzに同調しています。
この周波数については、聴こえる局の七割ほどにこちらからの信号も届いている様子です。
これは体感的な数値ですが、HFについては五割ちょっとくらいでしょうか。

「これは微弱な信号だけど、珍しい国だから応答してみよう」。
無謀な送信なのですが、パイルアップになっていなければ一発でピックアップして貰えたりです。
だいたいは、数分間しかコンディションが合わないもので、そのタイミングでしか交信も出来ず。結果的に「早く気付いた者勝ち」でパイルアップにもならず。

南極は別として、アフリカだけは未だに繋がらずです。こちらでも聴こえてすらおらず。
しかし、例の地図サイトで確認したところ、昨日の送信は南アフリカに届いていた様子です。

しかし、空のコンディションは下降中の様子です。太陽活動は数日前まで上昇中だったものの、下落に転じてしまいました。
年末年始の日本は多くのサラリーマンがお休みなので、珍しい局や国が登場したらパイルアップが予想されます。
これは仕方がないことです。

FT8の人気が上がっている理由は何となく自分でも分かってきました。
自分も、無線の能力や自宅の設備は「こんなもの」と思っていました。しかし、デジタル通信では想定外の能力を示してくれて。
暫く前までは「想定外」だったのですが、地図サイトで到達距離も分かる様になったら「想定内」に入ってしまい。

しかし、現状のFT8等のデジタル通信は、古典的な無線の技術や最新のPCの知識を持ち合わせていないと運用まで辿り着けないかと思っています。PCに馴染みのない高齢者の方は厳しいと思います。
まぁこれだけ人気があるので、無線機メーカーももっと簡単に接続出来る環境や製品を提供してくるのだと思います。
そんな将来がどうなっているのか、イメージが湧きません。

しかし、電信がアマチュア無線で生き残っているくらいですから、音声通信が無くなることも無いと思います。
ローカル局以外との交信はFT8の周波数しか合わせなくなった自分ですが、これもそのうち割合が変わるかと。
効率が悪いにしても、音声通信の面白さはありまして。シグナルレポートだけのFT8では満たされない何かがありまして。

便利なサイト

数日前から利用していた地図サイトで大きな発見が。
自分のコールサインを入力すると、自局の電波が何処まで届いていたのか把握できるサービスです。
意外に遠くまで飛んでいたんだなぁと。

こちらのサイトになるのですが、一昨日の夜にその機能に気付いてからCQを出しっぱなしです。
別にピックアップしてくれなくても構わなく、ともかく何処まで遠くに飛んでいるのかが知りたく。

ローカル局さんにもそのサイトを紹介したところ、早速試された様子で、430MHzのビームアンテナで何と岡山まで飛んでいました。
これは凄いです。UHFでまさかここまで飛ぶとは。
目から鱗でした。

FT8の誘い

日曜日の午後のこと、ローカル局さん宅にてFT8の設定を。
以前から約束していたことなのですが、なかなかタイミングが合わず、一昨日ようやくの設定でした。

FT-991とPCの接続はUSBケーブルだけでして、受信までは一ヶ月ほど前にあっさりと出来ていました。
これが、送信まで含めるとなかなか厄介で。
PTTの制御までは難しくなかったものの、トーン信号の送出は我が家のFT-857と同様にリグ側の設定も必要でした。
しかし、そこら辺のノウハウはネット検索したところ、答えがありました。やはり、先人の知恵には毎度頭が上がりません。
ソフトウエア関連も含めて設定自体は、余裕を持って一時間を目途に考えていたものの、一時間半ほど掛かってしまいました。

その後はオペレーション方法の説明。
これは二時間以上掛かりました。ローカル局さんもこの一ヵ月近くで受信はある程度出来ていたものの、送信とかオペレーションとかその辺は初体験で。

430MHzで試しにCQに応えたところ、恐ろしい流れになりました。
その交信自体はスムースに出来たのですが、お別れの挨拶「73」の後に他局からの呼び出しが重なったり数珠繋ぎになってしまい。
画面は真っ赤で、ワケワカラヌ状態に。こんなのは自分も経験が無く。
ローカル局さんのGPアンテナはタワーの先端にあり、音声通信でも2エリアまで平気で届いてしまうそうで。ともかく飛ぶ設備です。
2局の交信は途中までで次の局との交信になってしまい、更に混乱。途中までの局は更に同じメッセージを送り続け、画面は更に真っ赤っか。
最悪の事態に。

一旦交信を止め、落ち着いたところで尻切れトンボになった局のフォローに励みましたが、リカバリー出来たのは1局だけでした。
これは自分のドジのせいです。交信はちゃんと完了していたのかと思っていました。
パイルアップの経験が無かったもので、結果的に自分にも良い経験になりました。
ローカル局さんも、この状況に驚いていたかも知れません。
ともかく、慣れるまでは出力を落とした方が無難かもと。

帰宅後にはローカル局さんと、50MHzと430Mhで交信。事前に最低限の出力に絞っておきました。
ローカル局さんはCQに応えることもCQを出すことも自力で出来ました。
ここまで5時間くらい掛かったかな。ともかく、独り立ちです。
素晴らしい。
しかし、最初から恐ろしい場面を見せてしまってしまい、これは失敗でした。
まぁ、後から考えると面白い出来事だったとは思います。

そして、月曜日の昨日はローカル局さんを散らかったままの自宅にお招き。
ローカル局さんのPCは狭い画面のノートPCで、これでは表示しきれない部分も多く。
処理能力は十分なノートだったものの、慣れるまではフルHDの画面で無いと無理がありそうでした。
自宅のPCはフルHDなので、如何に自分は楽をしているのかを比較してもらいたく。
解像度だけでなく、画面の明瞭度も全然違うハズで。
その辺も、気付いて頂けた様子です。
現代ではフルHDの外付けモニターなど、一万円台で購入出来ますし、FT8の場合は音声で無く画像がモノを言うというか。
慣れてしまえば小さな画面でも何とかなるのかも知れませんが、パイルアップではかなり無理があるかと。

パイルアップが最悪の場面で無く、ラッキーと思える流れに繋がれば幸いです。
まぁ、僅か数時間であれだけ理解して頂けたので、数日で楽しめる環境になるかと。
もともと良いアンテナを持たれていて、FT8に興味ありながら未だデビューされていないOMさん方。既に運用中のローカル局に設定を任せたら如何でしょう?
好奇心と向上と、久し振りの新鮮味がきっと待っていそうです。

カナダからの手紙

今朝も15mでFT8を。
昨日整えたアンテナの効果を確かめたくもあったのですが、空のコンディションがイマイチの様子で、せっかく受信出来ても安定せずに直ぐに消えてしまう局ばかり。
アンテナも重要ですが、やはりコンディションが整わないとどうにもならず。同じコンディションの日など二度となく。

いつもですと8時台が北米と安定して交信出来る時間帯なのですが、今朝は9時に入ってからようやく落ち着き出しました。
結果、合衆国の局とカナダの局と交信出来ました。カナダは初です。
ログの集計結果によると、これで31ヶ国と交信したことになります。
合衆国のログサービス上では台湾も香港も独立国家としてカウントしている様です。

他にも安定して受信出来ていた合衆国の局が幾つかあったのですが、残念なことに既にどれも交信済み。やはりパイルアップに合っているので、チャンスは他の方にお譲りで。
CQを何度も出しているのなら別ですが、これが初めての方も少なくないでしょうし。

あと、最近気になるのが高調波を出してしまっている局です。
低い周波数でトーン信号を乗せているのですが、上の方にもノイズ的な信号がしっかり乗っていて。
他に誰も送信していないタイミングなので分かりやすく、送信を止められると高調波も止まります。
ご本人に伝えてあげたいところですが、FT8上では伝えきれずで。恐らく、本人も気付いていないかと。

ベランダで煙草をイップクしてみたところ、今日の外はかなり冷え込んでいる様子。
僅かな風でアンテナも揺れているのですが、この風がまた肌寒く。
アンテナの拡張も考えていた本日ですが、この寒さではちょっと厳しく。
昨日の内に最低限のことは片付けておいて正解でした。
大掃除でもするかなぁ。

アンテナを更新

昨日は、アンテナ周りを更新しました。
144/430Mhz用のモービルホイップを4mのポールの先に設置したところ、受信感度はかなり上がりました。筑波山レピーターもほぼフルスケールで受信。
これは数日前から立てていたポールに継ぎ足す様な作業。
地面に埋設する部分を鉄製の短いのにして、アルミの長いポールをそれにU字ボルトで再接続するようなカタチで。

もう一つは、21/50MHz用のダイポールを針金からちゃんとした被覆のある線材に変更。
これまでの針金でもSWRは下がっていたのですが、はたして50W掛けた時にまともに機能しているのか心配で。何割かが熱になっていそうな心配で。
線材自体は既に所有していまして、都心の下町暮らし時代に入手したモノなのかと。
NanoVNAでFT8向けの周波数をターゲットに、どちらのバンドもSWRはほぼ1.0に落とし込めました。
しかし、見た目はちょっと目立ってしまったかも知れません。マンションの管理会社から怒られなければ良いのですが。
性能についてはまだほとんど送信出来ていないもので、何とも言えずです。受信はやや良くなったかな?と。

深夜にこの記事を綴っているのですが、残念な部分も露わに。
50MHzのFMでのノイズがS8クラスに戻ってしまいました。
どちらのアンテナも街灯の電線に近付いてしまったからだと思われます。
50MHzでもSSBであればノイズが乗らないので、FT8向けでは現状問題無いのですが。
FMはローカルのラグチューが主でしたし、深夜に使うこともないので、既に出来る限りのノイズ対策もしていたし。これはもう放置で構わないかと。
対策前は59+でフルスケールに近かったですし、db換算では相当落ちたハズですし。

可能であれば、7か3.5MHzのバンドも短縮コイル経由で出られるようになりたいです。
幾度も綴っていますが、アンテナチューナーでSWRを下げても送信時はほとんど駄目で。
イブもクリスマスも、全く色恋沙汰なくこんなことにハマっていた自分です。昔は、若い頃はそれなりにクリスマスを満喫していたのですけれど。
まぁ、世間の同世代もほとんどはそんなものでしょう。

太陽黒点

本日のFT8は昨日程では無かったのですが、多くの交信を楽しめました。
昨夜知ったのですが、宇宙天気予報というサイトがあり、そちらで太陽活動関連のデータを扱っていました。
自分がFT8を始めたのは12/10で、それからコンディションはどんどん良くなっている様な状況でした。
原因がどうにも分からず。自分が操作に慣れてきたからなのかとか、アンテナの調子が良くなってきたからなのかとか、太陽活動が活発になってきたからなのかとか、色々想定したのですが、結果は太陽活動でした。

ともかく、昨日まではほぼ右肩上がりの11日間だった様子です。
過去の経験上、冬場の21MHzは寂しかった限りで。
例年通りの流れで行けば、こんなに遠くの局と繋がることは無かったのかも知れません。いくらFT8といえども。

明日以降がどうなるのか判りませんが、とりあえず貴重な日々をしばらく過ごしてきたのは確かかと。
実際、お空のコンディションが何年も悪いと、人も離れる傾向なのだと思います。魚の居ない池で釣りを続けても意味は無いワケで。

少し話が飛びます。
3.5MHzや7MHzはアンテナチューナーでSWRを幾ら下げても相手には呼んでもらえず。
試しに短縮率の高い5バンド仕様のモービルアンテナをNanoVNAで完璧に調整し7MHzに出てみたところ、応答がありました。韓国の局と4つの交信が出来まして。
短縮率が高くても、アンテナが同調していれば最低限使える様子です。
また、同調しているモービルアンテナを使った方が、受信レベルもかなり良かったです。
こういったことを試せるのもFT8ならではだなぁと。技術的な肉付けにもなるというか。

更に話が飛びます。
FT8のソフトWSJT-Xが交信終了直前でシャットダウンしてしまう症状。本日も貴重な場面で再現してしまい。
バージョン2.5.3をしばらく利用していましたが、かれこれ10回くらいこのバグに泣かされたので、2.5.2にバージョンダウンしました。
他の局長さんも同じトラブルで痛い思いをしていたとTwitterで確認しています。
これでもう大丈夫かな?