布団干し

昨日のこと、久し振りに掛布団をベランダで干しました。
冬季は陽当たりの悪いベランダでも、干す効果は十分にあるようでした。
まず、夜になって布団に入った瞬間がそれほど寒くなくあっという間に温かくなり。布団ももちろんフワフワで。

そして、もう一つ面白い効果が。
昨日は換気も長めだったお陰もあったと思いますが、寝室の窓の結露がほとんどありませんでした。
窓の結露は布団の湿気が原因なのかな?とも思えてしまい。

寝室の暖房はガスヒーターを時々使っているので、それに依る場合も当然ありそうです。
調子に乗って今日も布団干しをしたかったものの、生憎の雨。
明日は大晦日。天気が良ければ、敷布団も含めてしっかり干しておきたいです。

悪い事をした

東京の冬は十分に寒いのですが、今年は現在のところ暖冬だそうです。
本日は強風で庭の自転車が倒れていました。
花壇に入り込んで自転車を起こすと、小さな鉢に存在が。
何ヶ月も放置していた鉢からチューリップらしき芽が。

私のこと、覚えてる?

自分が勝手に惚れて植えたチューリップの球根は今年の春に見事に咲いてくれていました。
その後も健気に土の中で生き延びていたようです。
花が散ってから放置したままでした。

植物に教わることが時々あります。

ドリームガールズ

昨夜、BSで映画「ドリームガールズ」が放映されていました。評判の良い作品でしたが自分が観るのは初めて。
予備知識がほとんど無い状況で観てしまった為、日本語吹き替え版でありながら残念なことにストーリーに着いて行けなかった部分が多かったです。

ストーリー上で外せない人物が多いと、誰が誰だか分からなくなってしまうことが自分は多く。キーパーソンは最低限にするとか、見た目も個性的にしてくれたらなぁと。
本作は出演者のほとんどが黒人だったのも影響したのかも知れません。白人からしてみると「東洋人は皆同じ顔に観える」こともあるそうで、その逆というか。
あと、幾つものストーリーを同時進行させてしまっていて、この場面は何処と繋がっていたのか分からない展開でもありました。悪く言ってしまうと詰め込み過ぎで。

検索したところ、映画の題材はモータウンレコードの始まりをモチーフにしているそうです。モータウンという社名は地元デトロイトが車産業で繁栄していた名残もあったそう。(Motor town)
映画はミュージカル仕立てで、その点はストーリーに関係無く良く出来ていた感です。古いミュージカル映画は歌と踊りが突然始まったり終わったりで、その繋がりが不自然に思えるのもあったりですが、この作品についてはいつの間にか歌と踊りで自然な流れでした。
劇中で使われた曲なのですが、どれも自分の知らない曲ばかりでした。ここまで知らない曲だらけというのも初体験です。映画用に作られた曲なのかな?(元はブロードウェイ向けだったそうですが)
その曲の演奏がまた素晴らしく。バックバンドのリズム陣がとにかく上手い。ベースラインだけでも惚れ々々してしまいました。

録画も一応しておいたので、もう一度観直すべきかとも思えたりです。しかし、結末も含めて特に見所があったとも思えず。
ミュージカル仕立ての作品をこの時期に観るなら、ブルースブラザースの方がよっぽどスッキリ出来そうです。知ってる曲も名場面も多く。

縁起物

ここ数年、大塚家具のニュースが時々登場しています。昨日もでした。
創業者の娘さんに対する批判記事が多いようです。その娘さんは自分とほぼ同い年で、見た目は綺麗だったので、気になるニュースでした。(見た目だけでなく教養もあり)
実際、綺麗だったという過去形です。加齢も手伝っていますが、表情がけわしくなっていて。何だか勿体ない歳の重ね方だなぁと。
経営が上手く行っていたら、容姿もこうならなかったのかもと思いつつです。

世の中、時代の流れで変わったのかも知れませんが、昔は「家具が縁起物」な一面があったと思います。
実家には手の込んだ家具が残っていて、幾度かの引越しでも手放さないでいました。年季が入ってしまった家具ですが、かなり拘った一品物のようでした。
それは母の嫁入り道具だったそうです。

子供の頃に新婚ホヤホヤのおじさんの家に遊びに行くと、家はかなり古い借家で年季が入っていたものの、家具だけはやたらと立派でした。
これも嫁入り道具だったと思うのですが、新しい畳とこの新しい家具は内装を引き立てていた記憶です。

自分の幼少期は母子家庭だったので、母方の親戚しか付き合いがありませんでした。
母方の家系は明治から昭和の初期まではけっこう裕福だった様で、地方の市史にもご先祖が登場していたりでした。しかし、母の時代にはごく一般的な生活だったそうです。
ただ、婚礼の際は奮発する仕来りが残っていたのかなぁと思われます。
一般人でも高級家具がもてはやされるのは、こういった目出度いタイミングなのかなぁと。

大塚家具については自分もラジオのCM等で昔から知っていましたし、高級家具のイメージそのものでした。富裕層以外にも「ここぞ」と奮発する庶民も居たんだろうなぁと。
現状は経営者の内紛と売り上げ減で、全く良いイメージが無く。とても縁起ものとは思えず、こんなのを頂いても家に災いを呼んでしまいそうで。
無宗教な自分でも、日本の文化面でそう思えてしまい。

ニュースでは経営面の度重なる失敗が報道されがちですが、先ずは仲直りと言ったイメージ回復が先決に思えて仕方ないです。
安いなりしもソコソコ使えて話題性も集客も衰えていないIKEAの家具の方が、よほど縁起が良さそうで。

今年変わった事

年の瀬なので今年を振り返りました。
今年一番変わった事といえば、おサイフケータイを持った事でしょうか。5月の初旬に入手したSH-M08という安いスマホ、これがナカナカ便利です。
このスマホの入手に併せて各種電子マネー関連の手続きを幾つもしました。
結果的に現金による支払いが圧倒的に減りました。お財布の中身がひと月でもほとんど減らない状況です。

現金を持ち歩かなくなっただけでなく、レジでの支払い作業も圧倒的に楽になりました。レジ端末によってはレスポンスが若干悪いのもあるのですが、その多くは一瞬です。
これまでの「お財布からお金を取り出して、支払って、お釣りを受け取って」という手順が一瞬で終わってしまうことが、当初はミラクルに感じまして。
また、支払い履歴もしっかり残りますし、マネーツリーのような資産管理サービスを利用すれば、月の支払い状況もけっこうしっかり確認出来て。

今年は特に電子マネー各社のキャッシュバックが凄かった時期もありました。70%ポイント還元とか「ほんまかいな?」なお祭り状況で。(逆に、そんなキャンペーンを実施した会社もかなりの痛手だった様ですけれど)

今後もいつかスマホを買い替える機会が出てきそうですが、おサイフケータイ機能は必須となりそうです。
ただ、スマホの故障等で設定データが引き継げなかったりしたら、幾つかの電子マネーやポイントは消える恐れがありそうで、ちょっと怖いです。

SH-M08についてはおサイフケータイ機能が付いた中では当時一番安い機種で、純粋なスマホとしての性能は以前所有していた機種よりも劣っています。
ただ、カメラの性能も基本性能もまぁまぁ合格点内ではありますし、どれかが極端に劣っているワケでも無く、バランスの取れた製品かと思っています。
既に新機種も登場しているそうですが、SH-M08については出来ればあと数年使い続けたいです。

引越しの一括見積

数日前の事、引越しの見積メールが大量に届きました。
何方かが引越しの一括見積をされ、その際にメールアドレスの入力を誤った様です。

現在の住まいに引越す際は同じようなサービスを自分も利用したのですが、各社からのメールは一度や二度だけで済まず何度も送られてきます。酷いものになると、同じ時期に毎年届いたり。
自分は当面引越す予定も無く、大量のスパムメールみたいなものなので、全て迷惑メールに設定してしまいました。

しかし、こんな年の瀬に引越しされる方というのも、どんな事情があるのだろう。
メールは中身を確認せずに捨ててしまいましたが、後からちょっと気になったりです。
頑張って生きてくだされ。

山手線のちょっと外側

ニュース記事で「地震で大火災、避難難しい密集市街地」というタイトルがありました。
タイトルの通りの問題で、自分も以前から気になっていました。

ここ何年も地下鉄が移動のメインだったので、20年以上前の記憶が元なのですが、山手線から外に伸びた電車で高架から伺える街並みが独特だったり。
木造建築が隙間なく密集していて、歪に伸びる道路も道幅が狭く「火災が起きたら洒落にならないだろうなぁ」と。
現状は改善しているのかも知れませんが、総武線で新宿から外に向かう区間とか、京成線で日暮里から外へ向かう区間とか。ゴチャゴチャ感が相当でした。
上記の京成線については、再開発で随分マシになっていたかもです。しかし、成田空港から初めて日本に訪れた外国の方々は、都心に近付く京成線でこの光景を観てどう思うんだろう?と。
他にも、高校時代に北海道で暮らしていた自分は18切符で東京まで遊びに来ることが幾度かありましたが、東北本線が23区に近付く辺りの光景も独特でした。

上記は高架上だったから観えた景色なのですけれど、地上を車で走っていてもけっこう凄い場所が23区内にはありました。これは山手線の内側でもです。
地図を観ると道はマスクメロンの線の如く無秩序に伸びていて、それも狭い道。仕事上でなければ通りたくないし、通る機会も無い地域。
昔ながらの光景が懐かしく、貴重とされている地域も中にはあります。

進学で東京に出てからの自分はこれまで10回は引越しを経験しています。ただ、そういった地域で暮らしたことは一度もありませんでした。無意識に避けていたのかなぁとも。
秋葉原界隈で暮らしていた頃、町の歴史を紐解いてみると、震災や東京大空襲以前の道路は都心でもけっこう歪でした。焼野原になってやっと都市計画が機能した面があった様子です。幕末の頃の地図を観ると、真っ直ぐ伸びている道などほとんど無いくらい。

また、千代田区は木造の新築が許されていないとも聴いています。
一時期、住宅のリフォーム番組を観るのが楽しみでしたが、けっこうな割合で再建築不可物件の大掛かりなリフォームも含まれていて。嘘か本当か分かりませんが、柱一本だけ残していればそれ以外はいじり放題だとか。
再建築不可の物件というと、道路への接続が悪い上記のような地域が多そうな印象です。

現在暮らしている柴又については、参道以外元々は田畑しか無かったらしく、自宅周辺についてはこういった密集感が少ないです。景観保存の条例もあり、無暗に高い建物も建てられなくなったので、空も広いままかと。

都市計画とか整備といった類は、大きな災害が発生しない限り機能しないのかなぁと。
自分が暮らす地域については水害の危険度が高いです。ただ、水害の場合はまだ逃げる時間が稼げそうです。火災の場合はそうもいかないだろうなぁと。