ホラ吹いてしもうた

昨日は知人の個展で谷中方面へ伺っていました。
二十年来の知人で、Web上ではソコソコやりとりをしていたものの、十年ぶり以上の再会となりまして。
都心暮らしで小さなVespaに乗っていた頃の自分はフットワークも軽かったのですが、単車の駐禁が厳しくなってからは出不精そのもの。

谷中方面最寄りの日暮里駅は、かつての職場があったエリアでもあり、たまには行ってみるかで。
当時好んで伺っていたラーメン屋さん「ぶらり」もついでに寄ってみようと。
で、そのラーメン屋さんを検索したところ、数年前にミシュランでも紹介されたらしく。ちと驚きでした。
美味しいのは確かでしたが、非常に目立たない場所に立地していてお客さんが居ないタイミングの方が多くて。
どうやって見つけたんだろう?と。
タイミングが悪くて本日は開店前にチラ見しただけとなりました。

谷中は自分の乗っている自転車「東京バイク」の販売店もあって、晴れていたら寄ってみたかったです。
ともかく、台風に伴う雨で無ければもう少し色々寄りたかったです。

で、個展の会場で知人と再会。他のアーティストさんの作品も拝めたり、作品についての説明も頂けたり。
大き目にプリントアウトされた写真は、どれも美しく撮れていて。その中で一つ気になった写真が。
昔から日立のCMで使われていた「この木なんの木」っぽい大樹が写っていて。

撮影者の方は昭和記念公園で撮られたとのこと。
以前に身内の葬儀で北海道を訪れた際、車での移動中に「あれが日立の樹」だと親族から説明を頂けた大樹がありました。
CMで以前に使われていたそうで。自分のイメージしていたシルエットとは少し異なったのですが、疑う必要も無く。
で、「あのCMは北海道で撮られたらしいんです。帯広近辺でした」と、自分も同じ説明をその場でしてしまい。

しかし、本当にそうなのかどうにも引っ掛かって、先ほど検索したところ大いに広まった誤情報だったそうです。
まずはWikiで調べたところ、北海道での撮影とは何処にも触れられておらず。
で、核心に迫る記事はこちらでした。「はるにれの木(豊頃)・誤情報(この木何の木♪CM初代)拡大の真相」。

明日(というか今日)も個展は開催されているそうですので、ホラ吹いてしまった件を早めに伝えておかないと。。
しかし、自分が北海道撮影説を聴いたのは24年ほど前で、これまでに十人以上の人にホラを吹いてきたと思います。勿論、誰に伝えたかまでは覚えていません。
上記のミシュランの件も間違った噂だったら嫌だなぁ。ホラ吹き大将になってしまう。

返してほしい本

技術マニュアルとか仕様書を綴る部署に異動した直後に、本社の入っていたビルの地下には書店があり、昼休みは立ち読みを楽しみにしていました。
そこで気になった本があり、購入してみると参考になる例が多く。本のタイトルも忘れてしまい、当時の同僚に貸したら返ってこなくて。
もう一度読んでみたい文章なのですが。

「名文と悪文」みたいな内容の本でした。「名文と駄文」ではなくて。
では、悪文と駄文の違いは何なのかというと、駄文の方は誤解を招きやすい文章でした。
名文と駄文の違いについては賛否両論あるので一概にジャッジ出来ないそうなのですが、悪文についてはどっちのことを言っているのか分かり難い表現が多いようで、悪文として見抜けやすいそうで。
その例えの一節がとても分かり易かったんです。しかし、その一節がどうにも思い出せず、読み返したいなぁと。(せめて本のタイトルだけでも教えてほしいのですが)

うろ覚えなのでかなり強引なフレーズになりますが「綺麗な車に乗った女性」といった表現があった場合、戸惑いが生まれると思うんです。(あの本の実例はもっと分かり易いフレーズでした)
「車が綺麗」という表現は違和感あるし、綺麗という修飾語の対象が車なのは明白なのですが。これが「車に乗った綺麗な女性」ならば疑う余地も無く。
若しくは「洗車したばかりの綺麗な車に乗った女性」ならば流れは掴みやすく。作者が綺麗と伝えたかったのが女性だったとしたら、悪文でしかありません。

「自分は文学を綴る立場に無く、分かり易い技術書を綴る立場でしたので、名文を綴る必要はありませんでしたし、そんなセンスも無いと思っていたので、ともかく誤解の生じないような文章を目指していました」
例えば上記の文章にしても「、」が入り過ぎていると思ったりですが、特にWeb上の文章の場合は区切った方が結果的に読みやすかったりもあると思います。
印刷された紙の文章でしたら、細切れ気味だとは思います。だんだんと例文なのか伝えたいことなのか分かり難くなってきました。

他にも、お年寄り向けの配慮もあった記憶です。例えばプリンターの取扱説明書で「プリンター」と「プリンタ」がごちゃ混ぜになっていたら、別物と判断してしまう方が居るそうです。
若者よりもお年寄りの方が別物と判断してしまう傾向らしく。お年寄りほど子供の頃の作文でみっちり仕込まれたからか。「用語の統一」についてなのですが、自分もよくやらかしているかと。

語尾の統一とかも扱っていました。これは思いつくまま綴ってしまうと陥りやすい失敗で、綴った後に語尾だけ斜め読みして統一性の無さに気付いたりです。まぁ、そこまで意識する人がどれだけいるのやら。
しかし、そんなことばかり意識していたら書きたいことも書けなくなってしまいますし、心の片隅程度の注意で良いのかなぁと。少なくともこのBlogでは誰かからお金を頂いているワケではありませんし。
「お前の文章を読むのに費やした時間はお金と一緒だ」という方も中には居るんでしょうけれど。

かなり大袈裟な表現になってしまうのですが、人が他の生物より優れているなぁと思える点の一つは文章を書けたり読めたりする部分かと。
そうでなければ技術の進歩もあったものではありません。ニュートンが文章を残さなければ、アインシュタインまで辿り着けなかったかも知れず。

インターネットに比較的早い段階から自分は触れていたので、先人の残してくれた技術系の文章に無料で救われた場面が多く。なので、自分もハマったことについてはなるべく残すようにしていました。
実家に帰省した際「これは便利だよ」とインターネットに接続出来る環境を作ったりもしました。養父もエロには興味あったでしょうし。
しかし、養父から言われたのは「そんな貴重な情報を無料で公開する奴の気が知れん」とのことでした。まぁ、そのうち分かってくれるだろうと。
自衛隊の高校出身な養父は、伝統的にイジメやシゴキを代々受け継いできた面が濃かったのかも知れません。何処かの時点で「そんなの無駄だから」と、もっと進歩的な流れに加速出来れば素敵なのですけれど。

自画自賛ではありませんが、過去には残しておいてお礼のコメントを頂けた記事も幾つかありました。(滅多に無いことですけれど)
フォトショップで自動処理に数日ハマった例。これはメーカーの説明も足りず。→ Photoshop Elements 7のバッチ処理
格安のコンピューターをhi-fiなジュークボックスの様に使う例。当時は前例がほとんどなく。→ Raspberry Piの設定等
海外製の格安なLEDヘッドライトをスクーターに組み込んだ例。ここまで詳しく綴ったのは無かったと思えます。→ ヘッドライトのLED化
他にも、突然消えてしまったラーメン屋呑み屋の記事と画像とかありました。個人的にはどれも名店でした。

まぁ、自己満足の一環ではあると思います。
ガァ

閃き

閃き(ひらめき)についてです。今回はかなりつまらない文章です。
社会人になって最初の仕事で自分は七年ほど会社の寮で暮らしていました。

140人も収容出来る新築の寮には同期や同僚が何人も暮らしていて、夜になると誰かしらビールを片手に部屋に遊びに。(逆のパターンもあり)
3つ隣の部屋に居たM君とは特に夜の付き合いが多かったです。九州出身のM君はまさしく九州男児な豪快な男でしたが、勉強家な一面も持っていました。
運動系が全く興味なく飲み食いばかりのM君の趣味というと読書とパソコン。パソコンについては何故か良く分かりませんが当時のAppleの新製品をよく購入していて。
他にも読書の趣味では「この本を読んでみろよ」と司馬遼太郎の「街道をゆく」を紹介されたり「竜馬がゆく」を紹介されたり。
竜馬がゆくについては八冊あり、二巻目辺りでハマってしまった自分は全巻揃えることに。他にも、エロ本とか色々借りました。

結果的に政治経済にも強かったM君でしたが、お金の管理が不得意というかギャンブラー的な投資をしていたようで、常に借金を抱えていて。
自分も貸したお金がなかなか返ってこなかったことがあったり。最終的にM君は自己破産で会社を追われ、夜逃げしています。
セキュリティー系の会社だったので、サラ金の借り入れは懲罰対象だったのですけれど、実際はバレても多めにみてもらえることが多かったです。
しかし、サラ金も雪だるまになると会社の電話の回線がパンクします。取り立ての電話が頻繁に鳴り、その部署の業務が停止に近い状況に追い込まれたりで。
M君の職場もその状況に陥ったようで、追放された流れでした。

M君の失踪時は色々と伝手を頼りに探す日々でした。以前の同僚であったり、同じ大学の出身者であったり。
同じ大学の出身者が同期に居たのですけれど、自分はぜんぜん面識が無くて。初めて会話したのがM君の行方の件で。
その同期も行方を知らなかったのですが、M君は大学時代にも投資で破産していたそうです。自分達の世代の卒業間近は丁度バブルが弾けた頃でもありました。
何と、今回は二度目の破産。卒業間近のM君は一時期行方不明になり、借金は個人事業主だった親御さんが肩代わりしたとか。
そんな話は全然知りませんでした。

自分は親しい相手ほど都合の悪かった過去を語りがちでした。M君はどうにも色々と隠し事が多かったのかなぁと。
ぜんぜん知らない相手だったら、単なるどうしようもない奴なのでしょうけれど、色々と教えてもらったり楽しかった思い出も自分には多く。
ともかく、数週間かけて居所を探していました。
ご実家の宮崎県に電話した際は、M君のお袋さんの愚痴を二時間以上ひたすら聴かされたりも。

M君はソコソコ資産のある家で育ったらしく、中学時代から私立の学校に通っていたそうです。成績は優秀だったそうで。
九州大学を目指していたそうですが、結果は二浪で都内の中堅の私立に入学していて。お袋さんはM君の将来のために溜めていたお金を一度目の破産で使い切ったそうで。
お袋さんは二度目の事態で、もう勘当の準備があると。何処かで野垂れ死ねば良いんだと。
そうは言っても実の息子で手塩に掛けた長男で、心裏腹な部分もきっとあるに違いないだろうと。

なかなか見つからないM君のことを思い出す日々でした。
M君の話題で面白かったのは「どんな奴でも一度くらいは閃くタイミングがあるんだ。それで勉強のツボが分かったりするんだ。それが無い奴は馬鹿」でした。
確かにその通りでした。自分も高校受験や大学受験の勉強でチマチマ時間を掛けても効率悪かった期間があって。ある時突然何かに閃いてバラバラだった点が線で繋がって。
まぁ自分の場合は受験までの数ヵ月程度の苦戦でしかありませんでした。しかし、世の中にはガリベンなのに全く出来ない奴というのが実際に居ました。
丁寧にノートを取ったり、辞書にマーカーを塗ったり。余程出来る奴かと思ったら成績が全然悪く「嘘だろ?」と驚かされたり。
自分と言えば、教科書に落書きとか重要箇所のチェックを入れる程度。ガリベン君は特に興味や趣味が無く、ひたすら勉強するのみ。
友達も居なく、何が楽しくて生きているのかなぁと思える輩で。修学旅行では好きなグループを組む必要があったのですが、誰にも受け入れられず気の毒だから自分のグループに入れてあげたり。
大体は親が資産家で、塾に通ったり家庭教師まで着けていて。それでもあの効率の悪さ。
何らかの必死さが足りなかったのかなぁとか思っていたのですが、M君の言う閃きがあったかどうかの違いなのかなと。
学生時代の自分はお金が無かったものの、趣味と自由はあったので許される範囲で好き勝手やらせてもらっていました。あの歳だったから許されたことも多くて。あの歳だったから楽しかったことも。
空回りの勉強だけのガリベン君がいま何処でどうしているのか分かりませんが、どんな思い出が残っているのであろうか。

自分はつまらない人と付き合うのも苦手で、そんな繋がりと無駄な時間を過ごすのは勿体なくて。結果的に同期の一部からは「付き合いの悪い奴」というレッテルを貼られていました。
まぁ、その方が自分には都合よかったです。一々説明する手間も省けて。だいたいは無駄なお酒の誘いばかりでしたし。お酒は嫌いではないけれど、一緒に居る連中が重要で。
あと、身内でアル中になるのが多かったので、自分は控えるように意識もしていました。これは未だにそうです。(なので、その後も付き合いの悪い奴なレッテルに変わりなし)
そんな自分がM君のことを探し回っているのは同期も意外だったようです。人嫌い程度に思われていたのかも知れず。
普段付き合いの良かったM君は、結局自分以外の誰からも見放された状況でした。どうにも薄っぺらい付き合いだったのかな。

ある日、M君の滞在先の連絡がありました。職場の先輩の家に転がり込んでいるそうで。慌てて系列会社の職場に電話してみました。
確かに自宅に転がり込んでいるそうでした。一週間以上滞在しているそうですが、食事と酒と小遣いを求められてばかりで困っていると。
人の好い先輩だったそうですが、やはり一週間も居候されては扱いに困る様です。まして金に困った奴を平日日中に家に置いておくなんて、何されてしまうか分かりません。
「週末にMを実家に送り届けるので、うちの寮までの切符を渡してほしい」。

M君の実家にも電話しました。ともかく引き取ってほしい旨伝えました。東京に奴が居ても周りに迷惑が掛かるだけだからと。
世話になった先輩へのお礼のお金と、片道切符だけ送ってほしいと。羽田のゲートまでは自分が送り届けるから、宮崎のゲートで待っていてほしいと。
そうしないと奴はまた逃げ出すからと。この電話でもお袋さんから二時間以上愚痴を聴いたのですが、最後は折れてくれました。
奴に現金を渡すとパチンコの玉に消えるか本人が何処かに消えるかで。

M君は約束の時間に自分の寮の玄関に来てくれました。奴が時間を守るのは初めてだったかも知れず。だいたい、いつも自分は奴を朝起こす係みたいなものでしたし。
言いたいことは山ほどありました。
 SUKIYAKI:よく来てくれた。
 M:すまん。
 SUKIYAKI:羽田に行くぞ。

羽田までの首都高は会話が少なかったかも知れず。
行方不明中、奴は日光の華厳の滝まで行っていたそう。しかし、飛び込む勇気も無く、ぽっくり逝けたらなぁと考えていたそうで。
奴が夜逃げした噂は知れ渡っていたし、よくもまぁ一週間以上そんなお前を泊めてくれた人が居たもんだと笑ったり。だいたい、M君の足の臭さは自分が一番良く知っていて。
奴が言うには仕事も探していたそうなのですが、一旦リセットしないことには上手く行くと思えず。
宮崎に帰る手配は俺が勝手にしたことだし、それで上手く行かなくても俺以外恨むなよと。

羽田の出発ゲートで、固い握手をして最後のお別れ。
お袋さんにちゃんと謝れよ。
奴には珍しく「ありがとう」と。

まだ抱えているだろう多額の借金については、その後またお袋さんが片付けてくれたらしく。宮崎の到着ゲートで待っていたお袋さんからは再会早々その場で思い切り引っ叩かれたとか。
その後、大晦日にM君から電話があったりしました。お袋さんに尻叩かれて電話したと。
何だかやはり憎めない奴なんだよなぁ。

LINEモバイルに乗り換え予定

一昨年のiPhone解約まではソフトバンク回線を何年も利用していました。
iPhone解約と書くとちょっと表現が変なのですけれど、国内でiPhoneを使うには当初ソフトバンクしか選択肢が無かったですし。
当時は端末の月賦も含めて月額八千円くらい支払っていた記憶です。

その後、格安SIMのFREETELに乗り換えて安いAndroidスマホで二年少々やり過ごしてきました。
Androidスマホは当時三万六千円くらいでした。FREETELの月額は千二百円程度。
まぁ、月額は相当安くなりました。
いま、軽く計算してみたところ、端末込みの二年間の月額に換算すると二千七百円でした。

その端末ZenFone3の性能は二年経っても満足していたのですけれど、カメラが壊れてしまい。このカメラの故障が世間で多発していて、修理費も高く修理してもすぐに壊れてしまう危険性があり、先日別の端末に機種変更したばかりです。
新調したスマホnova lite 2は現在のところ絶好調です。特に画面の解像度を落としてからが素晴らしく。老眼の自分には画質の劣化が分かりませんし、表示も動作も更に高速。そしてバッテリーの消費も減る見込みで。
そこで、久し振りに格安SIMの市場動向をちらっと検索してみました。

この二年使用してきたFREETELのSIMには不満が色々とありまして。まぁ月額千二百円程度だから仕方ないかと妥協はしていたのですけれど。
不満点をあげると、速度が遅過ぎる。LINEの年齢認証が出来ない。会社が楽天に吸収されてサービス内容が劣化した。そんなところです。
LINEについては僅かな友人と利用している程度ですけれど、新規の友人登録が年齢認証に対応していないとかなり面倒で。
LINEがそんなに好みでは無いし、個人的にはどちらかというと嫌いなのですけれど、国内の利用状況を考えると無視出来ない存在に成長してしまい。
会社が吸収された件については、楽天側は自社サービスに誘導するような状況に思えます。

【現時点でLINEモバイルに移行するメリット】
amazonで格安SIMを検索したところ、LINEモバイルの評判が偉く良い状況でした。特に最近サービスの始まったソフトバンク回線ですと。
先ず、LINEモバイルを使用した場合は上記のLINEの年齢認証が無くなります。
そして、格安SIMは何処も似たような回線速度なのですけれどソフトバンク回線を選択した場合は本家と大差無い速度が出ているそうで。これがいつまで続くのかは未知数ですけれど画期的。
1Mbps以上で頑張るようなPR中らしいですが、実際は50Mbps以上出ているパターンが現状多い様です。
現在のFREETELでは1Mbpsも出ていないハズで。(スピードテストだけはしっかりしているというインチキはあるようです)
肝心の月額については音声通話も使える契約で千七百円くらい。契約の最初の月は無料で半年は八百円程度だそうです。あと、契約関連の手数料はほぼ無料に近く。
3Gのパケットまでの契約だそうですけれど、自分の場合は月に2Gを超えるような利用がまずありませんので余裕そうです。
半年を過ぎたら千七百円なのですけれど、速度を考慮したらまぁ許せる範囲かなぁと。

とりあえず使ってみないと気付かない点が多いですし、一年後にどうなっているか分かりません。
あと、電話番号については変わってしまっても個人的にほとんど問題無くて。現在の番号に連絡してくる方は年に数人程度です。
とりあえず、数年に一度は出していた年賀状で電話番号が変わった旨は告知くらいしておこうかなぁと。

現状はキャンペーン的な要素が色々ありますが、自分が入手したのはこの内容でした。登録事務手数料が無料だそうです。

しかし、おかしな現象が最近ありました。
FREETELの回線速度が少しマシになっているような感覚です。FREETELは新規募集をとっくに止めているハズですし、サービス内容の改悪も手伝って利用者が減る一方でしか無く。
結果的に、それで回線速度が改善しているのかも知れず。一時的な体感なのかもしれないので実際のところは分からないのですが。
もしこのまま回線速度が改善していったとしたら、ちと皮肉な状況ではあります。使い続けた方が得策なのかも知れません。
ともかく、LINEモバイルの申し込み手続きをいま完了させたところでした。覚えやすい電話番号に当たると助かります。

御近所の噂

この地域に引越してきて三年経ちました。
先週のこと、表で草刈りをされていた地元のご婦人たちの声が開けていた窓から響いてきました。
話の前後は分からないのですが「ここのお兄さん、よくやってくれてるよね」「あのベランダで煙草吸ってる兄さん?」「そうそう」というのが聴こえてきまして。
別に聴き耳を立てていたワケではないのですが、歩道から部屋まで10mも離れていなく。
とりあえず、悪い噂で無くて助かりました。悪い噂でしたら自分の性格ですとけっこう落ち込んでいると思われて。。

丁度一ヵ月前に歩道の植え込みの雑草を刈ったり、伸びた梅の木の手入れをしたりの数時間、目撃者はどうにも多かったようです。
自宅の小さな庭は外から丸見えなので、なるべく美観を損ねないようには努力していました。完璧とはほど遠いですが。
三度の夏とも、花壇のヒマワリを楽しまてれいる方が多かった様子で、歩道を歩く子供がヒマワリを指さして喜んでいたり。
都心の下町時代と違って、現在の自分は積極的に町の活動には関わっていないのですけれど、適当な距離感を保ちながら公共性を意識した日々は気軽でいいなぁと思うこの頃です。
派手な行事とかは身近にぜんぜん無いのですけれど、小津安二郎の世界観っぽくてこれはこれで良いもんだなぁとしみじみ。

しかし、例年ですと夏場に幾度か歩道の草刈りが行政の対応であったりでした。今年はどうして無かったんだろう。
ひと月前に自分が刈った部分も、既に雑草でボウボウです。刈った草が乾いたらゴミに出そうと植え込みの隅に溜めていたものの、九月からは雨が多く刈った草の束はけっこう悲惨な状況です。
今年の夏は暑過ぎたから、行政の対応も難しかったのかな。蚊に刺されないよう長袖長ズボンの作業では熱中症も怖いし。

話が少し飛びます。
裏のアパートの一階で暮らしているお婆ちゃんも園芸が趣味の様で、年中何かの鉢植えに触れられていて。
自分もこのお婆ちゃんから二度ほど鉢植えを頂いています。そのうち何かお返ししないとなぁとは思っているのですけれど。
そのお婆ちゃんの部屋のベランダには洗濯機が置いてあるのですが、ここしばらくトラ柄の猫が乗っています。あの場所は陽当たりも良くて雨にも当たらずに済むので。
この夏は暑過ぎたのもあって、最近になってお気に入りの場所になったんだろうなぁと。猫も秋を感じているんだろうなぁと。
先日、庭の草むしりをしていたところ、この猫はアパートの塀の上からずっと自分を見つめていて。
自分のこと興味あるならうちの庭にも「おいでおいで」と思っていたりです。出来るなら撫でさせてほしく。

HUAWEI nova lite 2

ZenFone3のカメラ故障で機種変更となったHUAWEI nova lite 2(以降Nova)が昨日届きました。
「Nova」という単語、高校生くらいの頃から知っていたのですが、意味は知らないまま。
「新星」という意味だそうです。BlueNoteのアルバムでSuper Novaというのがあったなぁと。

届いたNovaを早速開封してみたところ、最初から液晶の保護フィルムが綺麗に貼られていました。また、硬質の保護カバーも一緒に収まっており。
この二点は自分も必ず最初から付ける派なので、痒い所に手が届くメーカーだなぁと感心しました。
製品の見た目というか質感も悪くありません。iPhoneと並べて見比べたら勿論劣るのでしょうけれど、遠目で観る分には違いは分からんレベルかと。
背面の一部プラスチックの部分も言われなければ分からない程度で、カバーをしてしまったら全く無問題で。

それまで使用していたスマホからSDカードとマイクロsimを入れ替え、電源に繋ぎON。
先ず、USBケーブルがイケていません。これは買う前から分かっていたことですが、今時microUSBのコネクタを使用しているとは。
手持ちのUSBケーブルは全てtypeCにしてしまいたかったのですけれど。

初回起動時のバッテリーの残量は50%くらいでした。USBチャージャーは大容量のを所有していたのでそれを使用してみました。
付属のは容量が小さいそうで、急速充電に対応していないらしく。尚、本体は急速充電に対応しているとのこと。
しかし、フル充電になるまでも数時間掛かりました。原因は不明です。

AndroidのOSが立ち上がると、Wi-Fiの設定から始まりました。この辺はどの機種でも一緒かと。
途中でキャリアの設定があり。自分の使用するFreeTelのsimはキャリアの一覧に無く、手動で設定することに。
FreeTelはそもそもマイナーな存在で、既に楽天に吸収されてしまったので、益々マイナーになってしまうんだろうなぁ。
ただ、音声通話をほとんど使用しないし出先では通信料を意識した使い方をしている自分に毎月1200円程度の通信費は有難く。
iPhoneの時代は本体の月賦料金も入っていたにしても毎月8000円でしたから。この違いは大きく。

更にOSのアップデートを通過して、LINEのインストールと設定等。アカウントは引き継げたのですが、会話はほぼリセットされました。
これまで使用頻度の高かったアプリ類も入れて、通知設定も最小限にして。
この通知設定は基本的にOS側で可能なハズなのですが、アプリ側で必要なのもけっこう多かったです。まぁ、この機種に限った問題では無いのですが。

試しにカメラも使ったところ、十分まともな写りでした。背面カメラは2つのレンズを積んでいるそうですが、前機種はカメラの故障だったので故障原因が倍になるようなのは嫌だなぁとか思いつつ。
写りが良くて壊れやすいより、ソコソコの写りで長持ちしてくれた方が有難く。
ちなみに上位機種ですとLeicaのレンズを積んでるそうで、かなりの表現力を持っているそうです。

で、色々使ってみた感想です。
ZenFone3とNovaではベンチマークテストでも二割くらい良いそうなのですが、体感的には更に速い感じでした。
二年ぶりの買い替えで遅くなるのは避けたかったですし、これは良かったです。ZenFone3でも遅いと思った場面がありませんでしたし。
いまのところ、期待以上の製品な感です。

HUAWEIという中国のメーカーについてですが、世界的にはかなりのシェアを持っているそうで日本での知名度が低過ぎというか。
安いけれど作りはしっかりしていて評価も高く、ここまで成長してきたらしいです。
スマートフォンの牽引役は当初からAppleのままですけれど、如何せん高価になり過ぎた感です。過当競争にAppleだけ参戦していない状況というか。
もちろんiPhoneの性能やデザインは素晴らしいと思うのですけれど、価格差六倍で十分使える安いのがあるワケで。
過去に自分が使用してきた四世代のiPhoneはどれも二年で重くなり過ぎでした。(最近のはかなりマシになったそうですが)

また、中国メーカーだからセキュリティが心配との意識は自分も僅かながら持っているものの、GoogleやAppleだって個人情報を何に使っているのか分からんですし。
一般の人が普通に使う分には、知られて困る情報などほとんど無いでしょうし。注意が必要なのは闇社会で生きている人とか国家機密でも握っている人くらいでしょうか。
自分にゃ関係ない世界です。

バッテリーの持ちについては未知数ですけれど、幾つかのレビューを観る限りは特に良し悪し無い様です。
二年少々使い倒してきた前機種よりは持ってくれそうかと。
ともかく、ハード的な故障が無いことを願っております。出来れば三年くらい。

最初に触れたNovaの意味ですが、新星に相応しい名前の製品だと思います。この値段でこの性能と品質。
しばらく前まで二万五千円くらいで販売されていた様子ですが、現時点で一万七千円。これはかなりのコストパフォーマンスかと。

ZenFone3

ZenFone3のカメラがイカレてしまってから二ヵ月少々。ピントがどうやっても会わず。クリーンインストールを試したところ一時的に問題は解決したものの、直ぐに症状再発。

仕方ないので撮影についてはコンデジも持参で頑張っていたのですが、QRコードがスマホで取り込めないのは致命的。
画質なんてどうでも良いので、とりあえずメモを取りたい場面でも致命的。

ZenFone3の性能については上記の不具合さえ無ければ未だ全く問題無しでした。OSのアップデートでどんどん重くなるiPhone系とは大違いで。
ともかく、撮影が個人的な趣味でもある自分にとって、必要な機能を一纏めにしたいスマホには大きな問題です。
購入から二年少々経ち、バッテリーの持ちも衰えていたところでした。とりあえず、一万円台で使えそうなスマホを検索してみました。

最低限路線で行くと、こちらの製品でした。(先程の時点で13.5K円くらい)


しかし、筐体がプラスチックであったり、ベンチマークがZenFone3よりも落ちたり、画素数も落ちたり。
更に検索したところ、こちらの商品が気になりました。(先程の時点で17.5Kくらい)


上記の問題もほぼ片付くスペックで、レビューも申し分なく。僅か四千円のアップでこの違いは大きく。
携帯系で自分は画素数をそれほど欲張ってはいないですし。無駄にカタログスペックを上げてもノイズが増えるばかりですから。
特に美しいと思える筐体では無いですが、まぁ少し前のiPhoneクローンなデザインで無難にまとまっている感です。
あと、USBのコネクター形式も何を今更?な「micro USB」でもありましたが、実質問題無いかと。

お前、iPhone派じゃなかったの?と突っ込まれる記事でもあります。あれは確かに素晴らしいですが既にコスパ悪過ぎです。最近の製品紹介もリアルタイムの英語でストリーミングを観ましたが、そんなに革新的でもないのに説明毎に歓声と拍手なのがどうにも頂けず。勿論熱狂的なファンは居るのでしょうけれど、如何にも海外のプレゼンで。
二年単位で十万以上投資するなんて、デスクトップPCでもノートPCでも相当なスペックのが入手可能ですし、そんな短期間で買うのは筋金入りの変態くらいかと。(変態が悪いとは思いませんけれど勿体ないよ)