一昨日、マンションの庭に剪定が入りました。
裏庭(B面)で鬱蒼と茂っていた梅の木等も手入れして頂けるとの話でした。
聞いていた予定は一昨日だけ。
自分が引っ越してきたのは一昨年の秋で、剪定が入るのは初めてかもしれません。
マンションを囲む木々はその間伸び放題でした。
自分の部屋を取り囲む木々は出来る範囲で手入れをしてきたつもりですが、夏季の成長は想像以上でした。
葉の落ちた昨年の秋、自分ではけっこう大胆に剪定したつもりの梅の木も現在は伸び放題。
まして、現在はアブラムシだらけで近付くのも恐ろしい状況。葉の落ちた季節にまたやろうと思っていた矢先にプロが手入れしてくれるそうで。
マンションの修繕積立金だか管理費だかで賄ってくれるそう。これは助かります。
一昨年の引越し早々、庭に生えていた幾つかの木を自分は根元から抜いていました。畑として使えそうな領域、余計な木はどかしたく。
この作業がなかなかの苦労でした。切株を抜く作業がとても厄介で、ともかく地面下で伸びる根は想像以上で。
やっと抜けた切り株や太い根の処分にも困りました。とりあえず、B面の目につかないところに放り込んでおきました。十年くらいで土に帰るだろうと。
昨年入手した桃の苗木は地植えにしたかったのですが、後々の処分まで考えると恐ろしく、鉢植えにしている状況です。
他にも謎の木が自分の部屋周りで育っているのですが、マンションで最初から植えられていた木なのか、先住民が個人的に植えた木なのか分らず。
しかし、謎の木の一つは金木犀でした。昨年の秋にあの素敵な香りが漂い、判明しました。
自分は金木犀の香りが好きで、危うくそれを処分してしまうところで。
一昨日の剪定は、植木屋さんの職人が三人がかりで作業されていました。マンション全体を取り囲む木々の剪定が主でした。
自分の部屋のA面側の剪定もやって頂けました。
職人さん曰く、この毛虫は刺されると凄く腫れるから気を付けた方が良いと。そんなのが一杯いたりでした。
夕方には作業を終えたようです。
残念なことに、自分の部屋のB面は未着手なままでした。
他にもマンションの中庭で成長中のイチョウ(?)か何かの木も未着手。この中庭は日当たりが悪く、シダ類らしき謎の植物も地面を覆っていて。
しばらく前に気になりマンションの管理人さんに確認したのですが、自分の部屋に以前住まわれていたお婆ちゃんが、ボランティア的に手入れをしていたそうです。しかし、申し送りはされていませんでした。
マンションで最初から植えられていた木なのか先住民のお婆ちゃんが個人的に植えた木なのかは謎で。
ともかく、もはや成長し過ぎで自分には手に負えない状況でした。
葉が落ちる季節に自分が手入れするしかないのかな?
そして昨日。朝からパキパキ音が聞こえてきました。
どうやら、B面も剪定して頂けている様子で。これは助かります。
早速挨拶に向かってみました。
梅の実を楽しみにしていたものの、アブラムシだらけで残念な状況だった旨を伝えると、アブラムシ対策用の薬品をあとであげるからと。
地面に撒くと木に吸収されてアブラムシを寄せ付けない薬、ペットボトルに分けて頂けました。
その他、色々と教えて頂けました。
自分、昨日の日中は外出しておりまして。帰宅すると、中庭の大きな木もB面の木もスッキリしていました。
何より感動したのが、B面の地面に放ってあった切株や根の残骸まで処分して貰えていて。
目の届かない場所まで手入れして頂けるとは。自分が汚していたのに。
植木屋さんは近くにお住まいらしいので、個人的にお礼に伺わねばと思っております。
マンションの入り口にはマンション名が彫られた金属製のプレートがあります。
これも成長した葉に埋もれていたのが蘇っていました。
「昭和63年3月竣工」の文字がありました。自分がハタチの頃です。昭和は翌年の1月に終わったんだよなぁと。
そして、平成ももう少しで終わってしまうんだよなぁ。