二日前の月曜日、朝から痛みが始まりました。
前夜には何も問題なかったのに、お尻の左側から直下の太もも裏側にかけての痛みでした。
朝風呂派の自分は、左脚を少し遠慮させながら湯船へ。
仕事中はどんどん痛みが悪化して、やれやれと定時ちょっと過ぎで帰宅。
一晩寝れば治るだろうと翌朝を迎えたところ、激痛でベッドから起き上がるのも必死。(あっちは元気に立ってるのに)
左脚の角度によって痛過ぎて、残った脚と両腕で這い上がり。人は元々四足歩行だったんだなぁ。
片付けなければならない仕事があったので、片脚を引きずりながら職場へ。
右脚は自由が効いたので、会社のオートマで出先へ。
しかし、乗り降りのタイミングは益々激痛。
出先では小さな台車を乳母車のように利用。
左脚はもはや魚の尾ひれの如く、流されるのみ。
iPhoneで検索したところ、座骨神経痛の症状に酷似。
出先の仕事をどうにか片付け、職場に辿り着き、定時で退社。
翌日の予定は半分空いていたので、病欠の旨。
幸い、自宅は御茶ノ水まで徒歩10分程度。片脚を引きずっても20分くらい。
昨夜はヨドバシでトレッキングポール(山登りの杖)を入手したし。
御茶ノ水駅周辺は大きな病院が沢山あって。
これが大きな間違いでした。
一軒目の杏雲堂病院さんでは、担当の科が閉まっているか何かでお断り。(過去に診断書を書いて頂いた病院でもあり)
二件目の医科歯科大さんでは、紹介状が無いと門前払い。(救急でしたら勿論大丈夫だったと思います)
医科歯科大さんで教えられた名倉クリニックさんで、ようやく診断して頂けました。(25年くらい前にここでドジ踏んでいます)
名倉さんは素晴らしかったです。
そもそも自分が病院に行くのは、健康診断か風邪をこじらせた時くらいです。その診察は実に短時間で、こんなんで分かるのか?と心配になる程。
名倉さんではテキパキと答えを導く診療で、原因も見つけてくれました。
背骨の隙間の一部が広くなかったのが原因のようでした。
実際、ハンドルを長時間握っていると、こらえられる範囲の腰痛が数年前からありまして。
帰りに頂いた薬はジワジワ効いてきました。
痛みは残っていますが、桁違いに軽くなり、夜には階段の上り下りも普通に近く出来るように。
こんなに効く薬は生まれて初めてです。
本日の昼食、杖をついてラーメン屋さんの券売機釣り銭を落としたところ、後ろに並んでいた方が拾ってくれました。
言い尽くせない程の感謝でした。こんな立場は滅多に無く人様の有難みで。
色々と貴重な一日になりました。
追記:
頂いた薬で三日後には何事も無かったかのように復帰しました。
その後三週間は薬無しでも問題ありません。
薬嫌いだから、イザって時に効きやすいのもあるのでしょうか。
ともかく、良かったよかったです。