いかがわしいタイトルですが、オペラ(ブラウザ)の広告非表示機能みたいなのが、現在無料で頂けるそうです。
使うかどうか別として、とりあえず頂いてみました。
そういえば、自分のPHSのブラウザもオペラでした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/31/news011.html
月別アーカイブ: 2005年8月
ちょっともったいない
交通博物館
mixiを退会すると
変態寸前
本日、三十七歳になりました。
四捨五入では明らかに四十です。
五年くらい前だったか、中学時代の同級生S君と地元で飲んだ際の会話を思い出します。
「四十代でも独身だと、流石に変態」。
S君の言葉でしたが、お互い独身で四十代など遥か先の世界に思えていたので、自分は妙に納得してしまいました。
そういうものなのかと。
しかし、相変わらず自分は「そのうち結婚するのだろう」と、まるで他人事のように考えており、世間体への焦りも無ければ憧れも薄いです。
コミュニティスペースについて
初めての経験は十数年前のニフティサーブというパソコン通信でした。1992年頃だったかな。
インターネットがまだ一般人に解放されていないような時代でしたし、そんな言葉知るすべも無く。
専門誌を購入しなくても、コアな情報を調べられたり、それまで知り合える機会の無かった方々とも交流を持てたり、高い通信料は大した問題ではありませんでした。
その次がmsnでした。
Windows95の発売時にマイクロソフトが提供し始めた、インターネットとパソコン通信のアイノコみたいなものでした。当初はパソコン通信色が濃かったです。
まだ、インターネットも一般的ではありませんでしたが、架け橋的な役割で、初めてのチャットにハマッたものでした。
当時、msnのチャットに集まる常連は恐るべきブラインドタッチ能力だったので、数人集まるだけで画面のスクロールが凄まじい勢いでした。
どっぷり浸かっていた方は、月に三十万円以上の通信料金を必要としていた様です。しかし、msnの課金システムのトラブルで、請求を揉み消せたとの噂もありました。(最終的にどうなったのか不明)
自分のインターネットは1996年頃から始まりました。
当時は、検索エンジンというとYahoo!USAくらいしか使い物になりませんでした。
その年の秋頃、インターネットエクスポみたいな催しがあり、Nexsiteというコミュニティスペースに出会います。
三ヶ月間の期間限定サイトでしたので、造りが非常に曖昧でしたが、一枚ペラのHomepageもどきやら、メッセンジャーやら、BBSやらが自由に作れて、集まる連中の創造性に刺激されたものでした。
結果的に、このサイトは好評で数年間継続されましたけれど、セキュリティ面の甘さが酷く、相当出鱈目なことが出来てしまいました。
いま思えば、2chより匿名性が強く、色々な場面でHTMLタグを利用できたお陰で、カスタマイズ性も高かったです。(それでタグを覚えました)
現在で言うsnsに近い存在でしたけれど、会員以外もサイト内を覗くことも書き込みすることも可能でした。
その頃登場したロボット検索システムに、ちょっとした驚きを感じました。
それまでの検索システムは自己申請しない限り、Yahoo!でさえも検索対象にしてくれなかったのに、内輪だけの会話のつもりだったBBSの書き込みが検索システムに引っ掛かってしまったのです。
当時のAltavista等かな。
Nexsiteで覚えたHTMLのちょっとした知識で、自分でもHomepageを持つようになったり、PerlでBBSを作成したり。
当時はブラウザーの進化速度も速く、新しく拡張された機能をHomepageで試すことが楽しみでもありました。
それ以降のコミュニティスペースに大きな進化は無いような気がしています。インターネットの接続に必要な課金方法の進化(定額制)ぐらいでしょうか。
そして、新たに生まれたコミュニティスペースの運用ルールの違いくらいでしょうか。
1999年頃から利用していた2chにしても、その匿名性が特別真新しい気もしませんでしたけれど、それ故に裏事情的な情報も知れる機会が増えた感です。
世間で2chはアングラ的な扱いが未だあるようですけれど、一部にでも利他的な方はいらっしゃいました。自分でもスレッドを立てたりしたんですよ。
2chの洋楽板で「曲名がわかりません」スレッド、既にかなり続いていますがVol0の最初の「ぎゃー」って自分でした。
Vol0の頃は2chのサーバーが倒れまくりで、自分がオランダ滞在時にログが途中で消失したようです。その直後の続編スレッドは、何処にも残っていません。
歌詞が聞き取れず、得意の音階で曲を紹介する方とか、いま読んでもかなり笑えます。「ビートでジャンプ」という曲、いまでも大好きです。(5th DimensionのUp Up And Away)
http://f45.aaa.livedoor.jp/~musik/musice/log00.html
http://f45.aaa.livedoor.jp/~musik/musice/index.html
何時頃から参加しだしたのか思い出せないHotWiredというコミュニティも大切な存在でした。
Webの新しい技術を知るには、一番の近道でしたし、コミュニティに集まっている方もその時代で個性が強く、趣味も良く。
インターネットが大衆化した時代の中でしたので、これは貴重なコミュニティでした。
Nexsiteの頃ですと、インターネットに接続できる人自体がそんな感じでしたから。
東京近郊に住んでいると、このコミュニティの有効性が倍増で、独自のオフ会等いまだに楽しいです。(メンバーの自宅マンションの屋上で秋刀魚を焼くとか、マクドナルドのハンバーガーを百個買う予定だったオフ会とか)
snsについては、今現在流行っているようですし、行政のコミュニティ手法にも予定されているようです。
しかし、数年サイクルで考えると、一時的な流行な気がしています。
会員以外からでも覗くことが出来たりしたら、自分も継続していたのかと思いますが、それが売りなのかなぁ。
広く浅くの情報源とか、同じような経験・趣味の方を見つけるには楽な手法なのかと思います。
しかし、中途半端な「公」であったり。これが中途半端に無責任な発言を生んだり。
Nexsiteの頃から思っていたのですけれど、「公」と「個」の使い分けは大切かと思います。
snsは「公」なのか「個」なのか、微妙です。やはり、それが売りなのかなぁ。
自分は「公」の使い分けがsns上ですと上手く出来ませんでした。
中途半端な「公」で文章を綴るより、半端でない「公」で綴る方が内輪でのヒット率が低くとも、価値があると思いまして。
Vespaの修理や仕事上の専門的な情報を調べる際、結果的にsnsよりもBlogよりも、古典的なHomepageの方が役立った感でした。
そんなワケで、一時的かもしれませんが、最大手のmixiさんからは脱出予定です。
人が嫌いになったワケではありません。
それがなくちゃコミュニケーションが取れない状態にでもなったら、また戻してもらうのかもしれませんし。
ガァ
夏と読書
夏には夏休みがあり、夏休みには読書が妙な存在感です。
既に感想文を強いられない歳ですが、どこかで埋め込まれた責任感でしょうか。
夏のそうめんよりも、夏の鍋焼きうどんなのかな。
とにかく、夏らしさの一つです。
この夏は、まだ何も読んでいません。
古い本を読み返すのが好きです。
ティーンネイジャーの頃に気付かなかった表現や、作者・主人公の言いたかった事等、再発見の喜びというか。
それだけで、無駄に歳食ってなかったと思えたりです。
なもので、あと数日で37回目の誕生日です。
東大の安田講堂前の芝生に引っくり返りながら、漱石の三四郎かなぁ。
何度も読み返しているので、柔道部に入らないのは知っています。
ガァ