さよならPCX

三年少々乗ってきたスクーター、PCXでしたが、本日手放しました。
バッテリー上がり問題はオルタネーターとバッテリーの交換後、アイドリングストップの未使用で全く問題ありませんでした。
ちょい乗りばかりで、年間500kmも走行しない最後の一年少々の燃費は40km/lを下ったことがありませんでした。
結果的に、ガソリンスタンドへ伺う機会がとても少なく、まるで空気を燃料にするような感覚で乗っていました。
長距離を乗らない、街乗りでテキトーに二人乗り派には、便利なスクーターでした。

PCXの弱点は無かったかというと、無理矢理見つけるとしたら以下でしょうか。
・ポジションが定まらない(乗り手の身長や体格を選ばない設計故か)
・アイドリングストップ機能(バッテリー上がり機能に近く、オプションでもキック始動が欲しい)
・出来過ぎ(全てにおいて優等生で、古いVespaに比べて面白みに欠ける)

手放してしまったのは、PCXの問題ではなく、ちとしたトラブルが原因でした。
単車好きのお向かいさん宅の駐車場に、自分のPCXも置かせて頂いていました。駐車場にはHONDAのスクーターが三台並んでいました。(面白い偶然でした)
三年少々、屋根の下に安心して置かせて頂いていたのですが、今週水曜日の未明に二台がなぎ倒されたらしく。
本日日中確認したところ、日産の高級車のドア二枚が凹んでいました。

水曜日の朝、お向かいさんから職場へメールが届いていたのですが、四輪の被害まで綴っていない短い内容でした。
その夜、偶然お会いした元町会長さんに四輪の被害を聞きました。
何と言うか、余計な心配をかけさせない下町人情を感じてしまい..。

PCXは間に挟まれた感じで両サイドにソコソコの傷。(距離こそ乗らなかったものの、けっこう大切にしていました)
そんなことより、日産の凹みが申し訳なく。人様の役にたちたい以前に、人様の迷惑にはなりたくなく。
誰が何の目的で倒したのか分からなく、またやられたら回りにも申し訳なく、手放すことに。
ほとぼりさめたら、また置かせて頂けると幸いです。
自分、物心ついてからずっと単車と一緒だったので。

しかし、一昨年の震災からしばらくの間は最強の乗り物でしたよ。
燃費は良いし、何処でも走ってゆけるし。
アイドリングストップさえ使わなければネ。

Nexus 7の弱点

PCX with PM2.5?

この季節、例年以上に仕事が忙しく、鞄にいつも放り込んでいるNexus 7をほとんど使用していません。
iPhoneはどんな日でも、サッと取り出し大活躍。
Nexus 7は少し時間に余裕のあるときくらいしか取り出さず。
iPadほど重くないので、持ち歩きしているだけマシだとは思います。

そんな感じで、一週間近く充電していなかったNexsu 7は、バッテリーがほぼ上がっていました。
週末のカフェで電源を入れると、五分も経たぬ内に強制シャットダウン。
その後が厄介でした。

普段も、PC&汎用USBケーブルでは充電が非常に遅いです。
バッテリーが上がると、上記組み合わせでは全く充電されないようです。
完全放電ですと、充電に必要な電圧さえも一般的なUSBケーブル経由では足らぬよう。

仕方ないので、純正のUSB充電器を箱から取り出し、初めて利用してみました。
しかし、それでも駄目でした。純正のケーブルが必要なようで。
このケーブル、職場に置き忘れていて、PM2.5が気になる中、スクーターで往復二十分くらい。
先週乗ったばかりなのに、PCXのシートはけっこうな埃が積もっていました。
今日は外に出たくなかったのが本音で。

純正の充電器とケーブルを自宅で差してみると、充電中らしき表示が画面にやっと現れました。
これで、何とかなりそうです。

他の性能は値段から考えて、とても良く出来ているNexus 7だと思います。
しかし、充電周りの仕様は好きになれません。
バッテリーの持ちがiPadや古いKindle並みに良ければ、まだ許されるのですけれど。
こいつが、けっこうな大食いです。

アイドリングストップとバッテリー上がり:PCX

二年目点検から帰還

ちょっと早めの二年目点検にPCXを出していました。
理由は、バッテリー上がりの症状が著しかったからです。
満充電しても一週間持たず、バッテリーそのものの劣化も考えられましたが、オルタネーター(発電機)が駄目かも知れず、点検に併せて確認してもらうことに。

昨年の夏頃からバッテリー上がりの症状はあり、PCX御自慢のアイドリングストップ機能は怖くて使えませんでした。
燃費の僅かな改善より、突然のエンストの方が恐ろしく。
あれは、バッテリー上がり機能だった様子で。
この冬は何度再充電したか分からず。週に一度のチョイ乗りしかしていない自分にも勿論問題はありましたが、冬場のスクーターはそんな物だと思います。
単車や車は何台も乗ってきましたが、二年以内にバッテリーが駄目になるケースは初めてでしたし、キックも押しがけも効かないPCXでは致命的な問題。
その点、キックも押しがけも有効だった古いVespaはそんな心配要らずでした。

詳しくは綴りませんが、販売店の方がちゃんとした対応で頑張って下さったので、助かりました。
保証期間を過ぎていたら、安いスクーターが一台買えるくらいの内容だったかも知れません。
PCXオーナーの方、保証期間内にちゃんと点検に出した方が良いと思います。バッテリー上がりに悩まされていた方は特に。(発売されてまだ二年以内ですし)

しかし、販売店の方は板挟み状況かと思えますので、責めてはいけませんよ。
作った側の問題でしょうから。
ガァ

バッテリー上がり:PCX

今年は自宅周辺でスダレを利用する建物が多いです。
昨年、自分も利用してみて効果的面でした。
しかし、昨秋の強風で、三枚の内の一枚が何処かに飛んでいってしまい、本日は一枚補充で後楽園方面へ。
東京ドームの裏にあるホームセンターが、自宅から一番近く。

PCX(単車)を軽く洗車し、目的地へ向かう途中、オドメーターが2000kmに迫っていました。
メーターの記念撮影をiPhoneで。何度かの撮り直しで5分くらいアイドリングストップ状況でした。
スロットルを軽くひねったら、いつもとちょっと違う始動音。一瞬プスッとコケた雰囲気。
次の信号待ちから開放されようとした時、自動停止していたエンジンは二度と目覚めませんでした。

東京ドーム目前の交差点、長い坂を下りきった場所でのバッテリー上がりです。
自分の知る日曜営業のガソリンスタンドは、長い坂を上りきった500m以上離れた場所。
エンジンの始動を幾度か試みましたが、途中からプスッとも言わなくなり。
最近の単車はヘッドライトをOFFにするスイッチが無く、そいつを点灯したまま5分も放置した自分にも問題がありました。
そして、キックスタートが付いていないのです。PCX。
オートマだから、押しがけも出来ないし。
もはやスダレなど、どうでも良い。

長い坂を押して上ることに。
120kgくらいの重さだったかな。PCX。
こんなとき、大型バイクじゃなくて良かったと思います。
エンジンが動かない単車は、軽いに限ります。
しかし、それでも重く、炎天下の途中休憩しつつ。

20分程で、どうにかガソリンスタンドに辿り着きました。
アイドリングストップ機能は、二度と使わないかも知れません。
ちょっと燃費が悪くなるくらい、バッテリー上がりよりよっぽどマシです。
一年間で2000kmしか乗っていない自分にも問題があるのですけれど。

帰宅してみると、お向かいさんがホースで水撒きをしていました。
事情を説明すると、
 お向かいさん: よし。水かけてやるから、頭出せ
 SUKIYAKI: お願いします
 お向かいさん: いくぞ!
 SUKIYAKI: ウヒョー!

そこで、途中で買ってきたバドワイザーを一緒に頂きました。
ああ、たまらん。
ガア

高尾山へ

本日は高尾山方面へ伺っていました。
たまにはPCX(単車)でツーリングに出掛けたかったのと、無線機の電波の飛び具合を確かめたかったのと。
他にも、PCXの電源から無線機にちゃんと電力が供給できるかも確かめたく。

夕方頃から天気が悪くなる予報を気にしつつ、9時過ぎに自宅を出発。
素直に20号線を真っ直ぐ走れば良かったものの、往路は横道に逸れてしまったりで、片道に2時間掛かりました。
高尾山の山頂付近までは地図上で道があり、そのまま単車で行けるかと思っていたのですが、登山口の入り口で一般車両は通行止めの様子でした。
どうしようかなぁと缶コーヒーとタバコをイップク。
無線機の電源を入れるなら、もう少しロケーションの開けた場所が適当で。

仕方ないので、そのまま相模湖方面へ向かいました。
しかし、山の空は雲がみるみる厚くなり、20号線の東京都を越えた辺りで引き返すことに。
雨の中のツーリングはどうにも苦手でして。

帰路は最短コースだったお陰か1時間半でした。点検に出したばかりのPCXはとても快調でした。国道を走る分に、これだけ速けりゃ十分です。
都心部に入った頃からポツポツと雨も降り始め、どうにか逃げ切った感です。
あぁ、お蕎麦の一杯でも食べてきたかった。
小学校の遠足以来の高尾山、何しに行ってきたのか分からない結果となりましたが、心地良い疲れ具合となりました。
ガァ

晴れの最終日

どうにもハッキリしない天候が続いたゴールデンウイーク、最終日だけは好天に恵まれました。
雨の単車ほど悲惨な移動手段はないので、ほとんど乗らなかった連休でした。
数日前に一年点検を終わらせたPCXで、本日は地元を軽く散歩。
一ヶ月点検でしかオイル交換をしていなかったPCXの走行距離は現在僅か1750km。流石に今回はオイル交換をしました。(それなりに汚れていたそうです)
今回の点検後、ブレーキの喰い付きも良くなり、低速のパンチも戻った感です。

地元の小さな神社は、先日の震災で屋根が崩れていたのですが、修復作業が随分進んでいました。
新しい屋根は、きらびやかな銅版で覆われていました。(写真は震災翌日に撮影したものです)
余震で新しい瓦が崩れたら悔しいなぁと思っていたので、この対策はちと嬉しかったです。

本来なら、来週末は神田祭の本祭。二年に一度の大イベントのハズでした。
うーん、残念である。
ガァ