涼しい夜

夜も暑さが続いているもので、エアコンは一日中稼働しがちです。
ただ、電気代が勿体なかったり、身体が訛ってくる感覚も嫌で。
なので、耐えられそうな夜は部屋の窓を開けて寝るようにしています。

昨夜は思ったより涼しく、心地良く寝れていたのですが。
一時過ぎに大きな声で目が覚めました。
近くの歩道で、誰かが喋っていました。声のトーンは時々高く大きく。
ベランダへ出て煙草をイップクしてみることに。
どうやら、また奴らしく。

この奴というのは数年前まで空き缶をそこら中に投げ込む馬鹿者で。うちの庭のフェンスの外にも何度となく缶は捨てられていました。
その後に防犯カメラに映像がもろに残り、犯人が誰なのか判りました。うちのマンションの住民で三十代くらい。夜の商売をしているそうで。
古くからの住民らしく、世帯主は初老の男性。奴が小学生くらいの頃から住んでいるそうです。ただ、評判はそれほど悪くも無く。
現在はどうかというと、極端なモヒカン刈りで大柄、目つきは悪くサングラスも掛けがち。まぁ近寄り難い雰囲気です。

ベランダでイップクしていると、隣の一軒家の照明が点きました。一人暮らしのお婆ちゃん、いつもなら寝ている時刻です。恐らく、あの声で起こされた様子。
このお婆ちゃんも、空き缶の投げ込みには困っていたそうです。深夜に幾度か建物の外壁に当てられたこともあったそうで。

空き缶の件は親に幾度か注意させて数ヶ月で落ち着きました。駅までの歩道にも同じチューハイの缶が転がりがちだったのが、その後に収まっています。
そんなことを思い出してしまい、ちと腹立たしく。
これまでも深夜に外で五月蠅かった場面は幾度かありました。まぁ毎晩じゃないから見逃していたのですが、昨夜は同じ場所で一時間以上大演説。
コンビニへ買い物に出掛けることに。自転車で奴の目の前を通過した際、奴はハンドフリーな姿でした。暗くてよく分からなかったのですが、イヤホン型のヘッドセットを使っているのかな。
そういった道具を知らない人がみたら、スマホも構えていないのに深夜に一人大声で喋り続けるヤバい奴です。

これが続くようであれば、何か対応が必要そうです。
まぁ、繁華街だったら許されるのだと思いますが、ここは単なる住宅街で、皆寝静まっている時刻。
近いうちにお隣さんと会えたら、その件で困っていないか聴いてみようかと。
空き缶事件の際は怖くて眠れない時期もあったそうですし。

しかし、奴は何故に周りの迷惑を考えられないんだろうか。
空き缶事件の際は色々と考えました。よほどこの地域に恨みでもあるのかなぁと。
嫌なら引越せば良いのだし、だいたい三十代の男だったらさっさと家から出ていけよと。
人生、人それぞれです。しかし、好き勝手に生きるにしても人の迷惑は避けるのが普通かと。まして家族と一緒に暮らしていたら家族にも迷惑が掛かるもので。家族や身内に迷惑掛けない為に、モラルが自然に守られる場面は少なくないと思います。
そんなこと教えなくても子供だって気付いているものかと。日本の治安が良過ぎる根底部分かも知れず。
ただ、天涯孤独だったとしても、悪事ばかり繰り返していたら益々孤独になるだけで。
奴の場合は空き缶事件の正体がバレてからもしばらく止めようとせず。普通だったら恥ずかしいと思うハズですし、やはり何か普通じゃないのかも知れず。

自分も高校生時代からお酒も煙草も単車もたしなみました。ただ、それで誰かに直接迷惑を掛けることもなく。まぁ当時は現代と違ってユルいご時世ではあったので、気付いていても大人達は見逃してくれました。
それを一度でもやったら停学なんて厳密なルールになったら、生徒の半分以上は停学になったと思います。
勿論、迷惑を掛ける様なマネにはちゃんと注意してくれる大人も居ましたが。

ちょっとオチの無い話になってしまいました。
警察を呼ぶにしても、到着した頃に既に居なかったら逆に迷惑掛けてしまうだけですし。
何か上手い対策方法は無いものなのか。

ささやかな贈り物

夜間大学の一年次は、ともかく生活が苦しく、食費を削る日々でした。
幸いに昼間の勤め先も大学だったので、安い学食にありつけて。
しかし、それでも食費がきつく。

そんな中、隣の教務課のお姉さんと学食で一緒になる機会が。
一回り上の世代のお姉さんは、いつも笑顔にして可憐な乙女の雰囲気。こんなところに来るんだなぁと。
お姉さん:ねぇ〇〇君、一緒に頂かない?
SUKIYAKI:勿論です。
初めての会話、まさか自分のことを知っていたとは。

ガリガリに痩せた自分は普段と違い、ちょっと豪勢なメニューを選びました。
しかし、支払いの段階でお姉さんは「私が払うから」と。
その後に何を話したのか覚えていませんが、こんなに優しい女性が世の中には居るんだなぁと。

二年ほど経った頃、自分の生活もやっと軌道に乗っていました。
学費も食費もちゃんと払えていましたし、お風呂付の部屋で暮らせる立場にもなっていて。
暑い夏にエアコンだってちゃんとあるし。

年度末のある日、突然残念な知らせが。
あのお姉さんが、別のキャンパスに異動してしまうらしく。
何か、お返しをせねば。

職場の向かいの花屋さんに走りました。
一番美しかった赤い花を一輪注文。
SUKIYAKI:あの頃、生活が苦しかったんです。だから忘れていなくて。
お姉さん:あら、これ私にくれるの?

恥ずかしかったので、すぐにその場を去り。
その日の帰り道、教務課の別の女性がニコニコ笑顔で近付いてきました。
女性:お姉さんね、嬉しくて更衣室で泣いちゃってたのよ。
SUKIYAKI:えっ?

花の力って、凄いんだなぁと思いました。
一輪しか買えなかったのに。

どうしてこんなことを綴っているかというと、五輪の選手にブーケを贈ったところ、福島の放射能が心配との報道がありまして。
何とも残念な話です。相手の気持ちを何だと思っているのだか。
こんなリアクションがあるのか。何とも貧しい心の持ち主であろうか。

幼少期に異様な光景を目撃しています。
テレビで観たプロレスの試合だったのですが、試合前にリング上で美女から手渡された花束を、野蛮な選手はムシャムシャと食べ始めてしまい。
「なんだこれは?」原始人の様な見た目だったので、尚更驚きでした。
ともかく、未だ鮮明な光景でした。

ずっと後に知ったのですが、ボボ・ブラジル選手はヒール役に徹していたそうです。自ら異様な演出を選んでいたそうで。
この人は偉かったんだなぁと。正義の味方を立てる悪役に徹していて。
だいたい、プロレスなんて茶番劇くらいにしか思っていませんでした。あんなに容易く技を掛けられるものかと。
本気で闘っているなら、あの程度の怪我で済まないのだろうし。

しかし、そのプロレスも奥が深かった様です。
体格や体力の差が激しい女子プロレスですと、手加減しないことには相手の選手を壊してしまう危険もあったそうで。
これは花形選手だったマッハ文朱さんも同様だったそうです。
悪役に徹する対戦相手へのリスペクトも当然あったと思います。
(中には、閲覧注意な対極的な酷い例もあったりですが)

毎度のまとまりの無い話になってしまいました。
ともかく、相手への敬意とかお詫びとか感謝とかで言葉が浮かばないのであれば、お花を贈るのは悪い選択じゃないと思うんです。
まともな相手なら、気持ちはしっかり伝わると思うんです。

命を削る仕事

某ニュースサイトの見出しで、46歳の漫画家さんが脳出血で亡くなられたとの一報が。
自分は全然知らない作家さんだったのですが、週刊誌の連載もあり単行本も最近発売されたばかりだったそうです。
大変な職業のイメージな漫画家さん、やはり命を削って作品を描いているのか。

だいたい、毎週コンスタントにアイデアを出して納期を守って、ストーリーを展開させて。
それを続けられるというのは才能も必要でしょうけれど、体力や気力も必要かと。売れっ子の漫画家さんですと複数の連載もあったり。
資金力やマネージメント力があれば、アシスタントを上手く使いこなせられるのかも知れませんが、それは既にヒット作に恵まれた大御所くらいのイメージです。
実際がどうなのか分かりませんが「消えた漫画家」や手塚治虫のドキュメント番組等で、その生活は紹介されていました。
所属する出版社によっては、一作目から大ヒットを飛ばしたのにえらく安い原稿料しか入ってこなかったとか。
死にはしなかったものの、途中で燃え尽きてしまった鴨川つばめさんについては、本当に勿体なく。

二十代の中盤に再会した旧友をこんな場面で思い出しがちです。
個人で文章の編集や画像を含めた構成を請け負っていたそうで、収入は月に百五十万とか。請負元の小さな会社の社長より儲けていたそうで。
小さなアパート暮らしにMac一台で昼も夜も関係ない過酷な仕事だったそうです。幾ら忙しくても入ってくる仕事は断れず、納期も守り。そんな生き方もあるんだなぁと、高給取りな友人が羨ましくもありました。
しかし、貯金はほとんどせず、高価な服を買いあさり袖も通さぬうちに友人にプレゼントも多かったそうで。
流石にそれは勿体ないと忠告し、いつの間に音信不通に。

次に連絡が取れたのはその五年後くらいだったか。当時流行りだしたSNS上での再会でした。
最後に会ってから数年後、ベイエリアのマンションを購入していたそうです。ほとんどはローンだったそうですが、まぁ意味のある買い物だったと思います。
しかし、引っ越して半年も経たないうちにくも膜下出血で倒れてしまったそうです。
一命はとりとめたものの、開頭手術の傷は消えず、身体も自由が効かず、リハビリは辛く、体重は一気に20㎏増えてしまったそうで。
元々は目立つほど綺麗な女性だったのに、病後は女扱いされなくなったと嘆いていました。
仕事は再開できたそうですが、当時の様な収入は見込めず、家のローンも相当苦しいと。

その後どうなったのかは知りません。
亡くならなくて良かったとは思います。ただ、本人の弁は「こんな不自由な身体で生き続けるのは辛い」と。
そうなってから若く健康だった頃の身体を本人も羨んだそうです。もう少し、大切に使うべきだったと。
あの病気さえなければ、女の幸せもまだ続いていたのにと。

自分も在宅ワーカーをしていた時期がありました。技術書の執筆や、Homepageの管理が主な仕事でした。
扱う内容は過去の仕事の延長部分もあったのでアイデアが枯れることは無かったです。
しかし、時間のコントロールが全く上手く行きませんでした。実績を早く多く残したい前のめりな姿勢だったので、昼も夜も休日も関係ない仕事っぷりで。
そして、その会社の経営方法が滅茶苦茶で、二ヶ月ほどで自分は去っています。あのまま続けていたら、上記の女生と同じような壊れ方をしていたのかも知れません。ただ、その当時は音信不通の期間であの友人に何が起こっていたかなど知らずで。

主題から大きく外れてしまうのですが、その会社は出資詐欺の様な集金をしていました。
通信関連の事業内容だったものの、具体的な成果物は何一つなく。まぁ立ち上げ当初に近かったので仕方ない面もあったのですが、成果物が生まれそうな見込みもなく、モノが売れての収入も当面見込めず、お金持ちを集めては出資金を吸い取るだけで。
最終的には出来上がったサービスを何処かの企業に売り飛ばす流れだったらしく。上場させてストックオプションでぼろ儲けする目標もあったそうです。
ただ、売れるサービスが出来上がったとして、その流れが上手く行ったとして、経営陣はトンヅラする予定。残された社員が面倒を背負うことになりそうでした。
それに気付いて自分は直ぐに辞めてしまいました。経営陣からはボロカスに言われましたが、あなた達ババを掴ませるだけでしょ。
まぁプレゼンは上手かったと思います。地元の経済紙にもその会社は幾度か取り上げられていました。

その会社は二年ほど存続したそうです。
上場は出来なかったものの、中規模の技術系の企業に業務を掴ませ、更に公的なベンチャーキャピタルから億単位のお金を吐き出させたところで、倒産したそうです。
中規模な技術系の企業は歴史ある真面目な会社だったのですが斜陽産業で、別事業の展開に期待していたのだと思います。しかし、恐らく実態のない製品かサービスを掴まされたかと。下手すると借りたお金の返済も迫られたのかも知れず。
ビジネスモデルとしてちゃんと回転している状況を見定めてから関われば良かったのに、絵に描いた餅を買ったようでした。

一番の被害者は公的資金を提供した国側なのかと。ただ、元を辿れば集めた税金なので日本国民が被害者なのかもしれず。
出資金が返還されたのかは謎です。まぁ投資目的であれば会社が潰れたということで返す義務が無いのかもしれませんが。数倍以上のリターンを期待していたのでしょうけれど。
出資者を含めて巻き込まれた方々は肩書に弱かった様です。医者や弁護士、銀行のお偉いさんといった。そういった肩書を持つ人ほど、ダーティーだったりするのに。

あの経営者がその後どうしているのか、時々検索していました。
しばらくは謹慎期間だったのかWeb上で消息不明でした。それが、五年ほど経った頃に別人の様な姿で再浮上。当時は明らかな肥満体形だったのですが。
本人曰く社員のクーデターで会社は消滅し、破産もし、女房にも逃げられたと。あの奥さんとは再婚だったのでこれで二度目。破産についても隠し財産は残していたのかもしれず。
人を疑い過ぎるのは良くないのですけれど、騙し癖のついた人というのは、それを永遠に続けてしまうものかと。
そしてまた、何だかよく分からない組織を組もうとしている様子でした。
過去のコネクションは恐らく全て失ったと思われます。関わった人を全て不幸にしてしまう方なのかと。

そんなこともあり、自分は再就職時にベンチャー系を避けがちです。
中には新しい良いモノを造りたいまともなベンチャーも存在すると思います。しかし、ベンチャーの中の何割かはババを掴ませるだけなのも。
ただ、あの会社が潰れたのもITバブルが弾けた頃のタイミングでしたし、同様の怪しいのは幾らでもあったと思います。同じ手口が現在でも通用するとは思えずですが、二十年も経つと忘れられている危険はあり。

ここで、もう一つ思い出した出来事が。
ちょっと長くだらだらと綴ってしまったので、別の記事にしておきます。
上場出来たベンチャーが急成長で株価もうなぎ上りだった話なのですが、恐ろしい結末に。
タイトルと全く関係ない流れになってしまい、すみません。

命を削る仕事にしても、ちゃんと結果を残せたのなら、まだ幸せだとは思います。

開会式で印象的だった場面

東京五輪が始まりました。
開催については賛否両論ありますが、始まったからには出来る範囲で応援の姿勢です。

昨夜はその開会式を最初から最後まで観ました。
無駄に長かった印象です。省いた方が良かったのでは?と思えた演出も多かったです。
VTRの再生場面など、会場には直接関係の無いことですし。
特に日本らしさを感じられない演出も不要だったかと。何処の国で開催しているのかこれではよく分からず。

やっと始まった選手団の入場は素敵でした。
各国、工夫を凝らした特徴的な衣装や振る舞いでした。
イタリア選手団の全身タイツみたいな衣装は、能天気さと無邪気さに溢れていて思わず笑顔に。高校時代の学校祭で市内を巡った仮装行列を思い出してしまったり。
若いっていいよなぁと。十年近く前だったか、初めて平成生まれと仕事を共にしたとき、自分も随分と歳を喰ったんだなぁと思ったものでしたが、ここに集うアスリート達は更に若いんだよなぁと。
ともかく、このような状況での開催であっても、始まるからには元気いっぱいという姿は素敵でした。
あと、選手団が僅か数名の小国も印象的でした。誇りに満ち溢れた方もいれば、場慣れしていないのか終始固まった表情の方もいれば。

入場は国名の五十音順だったそうです。
気になるあの国はどんな順番で登場するのかとか、ちょっと不思議だったりで。
真偽不明ですが、台湾については特別な配慮があったそうです。政治上は独立国家として認めていない国が多く。
台湾に限らず、紛争問題を抱えている国や地域に、五輪は色々と配慮しているそうで、その姿勢は素敵だと思います。
(追記:Twitter上では台湾が台湾として初めて参加できた五輪との噂も。某大国に忖度するイベントや国が多い中、これはやはり凄い出来事で。集金集団にしか見えなかったIOCですが、この点だけは評価出来そうです。日本政府の働きかけがあったのかな。その辺の事情も詳しく知りたいところです)

IOC会長の挨拶も長かったです。所々、良いセリフもあったりでした。しかし、あれだけ長いと話のフォーカスがボケるだけで。
マイクを握ったら放さない奴は何処にでも居るのですが、こいつとはカラオケに行きたくないです。
天皇陛下の挨拶は、これ以上省きようが無いくらいシンプルでした。流石です。潔さを感じました。

ドローンの演出はかなり感動的でした。
もう、演出はこれだけで良かったのでは?と思えるくらい美しく、神秘的で。
あの演出は競技場の外からも美しく映っていたそうです。
VTRで出演した方々もあのドローンで本人を立体化して登場させれば、説得力を持ったのかも知れません。

聖火ランナー。
最終ランナー含めて、選考は難しかったと思います。
王さんも長嶋さんも、ずいぶんと歳を重ねたんだなぁと。
大坂なおみさんについては、ここしばらくの動向を知らなかったので、元気そうで何よりでした。この大役もプレッシャーあったと思います。

音楽について。
日本のサブカルチャーを軸にした選曲が多かったのか。テレビゲームで有名な曲が大量に採用されたらしいです。
「らしい」というのは、自分はそういったゲーム類を全くしないので、知らない曲ばかりでした。選手団の入場時は主旋律のはっきりしないソコソコ心地よい音が永遠に続いていました。
また、ここでレノンの「イマジン」を使うのか?な場面も。クィーンの「手を取り合って」はまだ理解できたのですが、出来るものなら邦楽で統一してほしかったです。
そして、ロサンジェルスオリンピックのテーマソングの様なインパクトある曲をドカーン!と初披露してほしかったです。

開会式の演出関連で開催日直前に様々なドタバタがありました。関係者が何人も外され。
本番では当初予定していた内容と差し替えられた部分があったのかも知れません。
ひょっとしたら、そのままの内容で演出したら、まとまりのある進行だったのかも知れません。
ともかく、シンプルなオリンピックが招致時のテーマだった記憶ですし、コロナのこの状況での開催であれば、徹底的に無駄を省いて良かったのではと。
何時間にも及ぶ花火大会で中途半端な花火を延々と観させられても間延びしてしまうだけで。数分間に集中した濃厚な演出にした方が、記憶にも深く刻まれたかと。

遡り

五輪関係者が次々と退場状況。
そうなって当然の方も居れば、けっこう厳しいなぁと思われる判定も。
ボーダーラインはどこら辺にあるのか、ちょっと考えてしまったり。

笑いのネタとか、倫理観とか、時代によって変わってしまうと思うんです。
手塚治虫さんの古い漫画にしても、頭からインクを被って「くろんぼ」なんて冗談もあったり。
もし、手塚治虫さんがご健在で今回の五輪に関わっていたら、これも叩かれてしまうのかなぁと。

北野武さんの古いエッセー集「たけしくん、ハイ!」にしても、残酷な場面があったりでした。
敗戦後で誰しも貧しい暮らしの中、特に母子家庭は大変だった様です。
河原に掘っ立て小屋を建てて暮らす貧乏な母子家庭。
ある日、主人公と悪ガキどもがその家を破壊してしまい。
住処を失った家族は、何処かへ消えてしまいます。
原作ではそんな記憶でした。ドラマ版では母親が綺麗だったから誰かと再婚した様な結末だったかな。
ともかく、原作は救いようのない結末だった記憶です。

まぁ、懺悔の思いは原作にあった記憶です。
この五輪で、北野武さんが何かに関わっていたら、こんな場面も叩かれてしまうのかなぁと。

男だったら 流れ弾のひとつやふたつ胸にいつでもささってる
そんな歌詞もあったなぁと。

選手村

五輪の選手村で一部の選手から不満が爆発しているとのニュースが。
3LDKの間取りを6人の選手が相部屋で使っているそうで。まず、そんなの全然知りませんでした。
トイレもバスルームも日本人サイズで、一個しかないらしく。
まぁ、五輪後は分譲マンションになるからこのような間取りなのですが、コロナ禍前に建った選手村とはいえ、コロナ禍ではかなり劣悪な環境かと。
一年延期した中で、もう少し対策は無かったのだか。クラスターが昨年発生した豪華客船の方がマシな環境だったかと。

まして、ニュースで話題になった部屋にはテレビも冷蔵庫も無かったそうです。
大会の関係者はそれが「おかしい」と思わなかったのか不思議です。
誰も問題意識も責任意識も持てなかったのだか。
「おもてなし」とは人の振る舞いが占めていると思っています、しかし、そういった施設や設備周りはそれ以前の問題で。
ともかく、この時期に相部屋なんて貧乏学生達の合宿でも選ばないでしょうし、保護者も反対するでしょう。

あと、海外のアスリートについては全く体格が違う選手も少なくなく。
中には部屋の天井に頭がぶつかる選手も居たりだそうです。
逆もしかりで、オランダ出張時の自分はトイレに困ったものでした。小便器の位置が高過ぎて、背伸びしないと射程距離に収まらず。
背伸びするとリラックス出来ず、出るはずのものも出ずだったり。

ついでに、相部屋前提の選手村では避妊具が配布されているらしく。
何処で使うのであろうか。謎

Apple Maps

わりと最近気付いたApple Mapsがなかなか斬新でした。
基本的にGoogleの地図と似たようなものなのですが、クオリティが半端なく良く。
ストリートビューにしても、航空写真にしてもGoogleより一桁美しい感じですし、操作のヌルヌル感も素晴らしく。

ただ、iOS等のApple上のデバイスでしか使えないのが残念です。将来的にはWindows版も登場するとの噂ですが。
十年ほど前だったか、Appleの地図アプリについては相当な改悪があり、自分は利用しなくなっていました。
地図をゼロから作るには膨大な情報が必要だったらしく、持ち合わせのデータで合成された地図だったそうですが、中には「パチンコガンダム駅」なるあり得ない名称も誕生したりで。ほぼお笑いアプリと化し。
要は使い物にならず、Apple側も自社の地図アプリを非推奨とした流れでした。
こういった妙な名称は何故か一発で覚えられてしまう自分も、やはりどうにかしていそうです。

見捨てていた地図アプリだったのですが、去年だったか大幅にアップデートされていたそうです。
三年ほど前だったか、自分も錦糸町方面でAppleのストリートビュー探索機の様な自動車を観掛けていました。たぶん、単車に乗った自分が何処かで映り込んでいたと思います。
これが、それらしき場所を探しても未だ見つからずなのですが。

ストリートビューや3Dの詳細な航空写真については、まだ都市部しかサポートされていない様子です。
幸運にも自分の暮らす地域はけっこうリアルに再現されていました。
ともかく、恐るべきコストが掛かっている情報だと思います。

携帯の基地局も似たようなモノだと思うのですが、都市部以外のサービス提供は採算に合わない部分が多そうです。
ただ、そこまでサポートしないと許されない部分もあるので仕方ないのかと。
そういった地域では、メーカーやキャリアが合同でサービスを提供した方が良いのでは、と思っています。インフラの共有というか。
競争力が失われる恐れもあるのですが、メリットの方が多いかと。
特に高速な通信が得意な5Gは基地局のサポートエリア狭いですし、必要な基地局の数も結果的に相当増えそうかと。

AppleにしてもGoogleにしても、地図の情報収集は他社に任せて上手く運用してくれれば地方のサポートも一気に進みそうな気がします。
と、ここで綴ったところで何も変わらないと思いますが。
ともかく、見捨てていた地図アプリの復活、なかなかやるなぁと。