消防車がやってきた

一時半頃に携帯電話が鳴りました。
自分は日付の替わりそうな時刻から豚のように寝ていました。

SUKIYAKI:はい、いーづかです。
電話の先の旦那さん:お兄ちゃん、直ぐ来て!
SUKIYAKI:直ぐ行きます!

ズボンと上着を着て、一つ上の階まで階段を走りました。
ドアをノックして、ノブを回すも開きません。

SUKIYAKI:いーづかです。開けてください!
旦那さん:ごめん!いま開ける!

大家さんは真っ青な顔で口元を旦那さんが広げていました。

旦那さん:お兄ちゃん。。。
SUKIYAKI:救急車呼びますからね!

部屋に戻って、119番。119番なんて、二十年ぶりくらいに電話します。
あの時に比べりゃ、ぜんぜんマシだ。

119番:火事ですか?救急ですか?
SUKIYAKI:救急です。
119番:ご住所は?
SUKIYAKI:千代田区外神田2の~
119番:どうしましたか?
SUKIYAKI:同じマンションのお婆ちゃんが息をしていない様子です。
119番:あなたのお名前は?
SUKIYAKI:いーづかです。家の前で待ってますから、直ぐに来てください。
順番はさておき、そんな会話でした。

一つ上の階に戻り、旦那さんに伝えました。
SUKIYAKI:救急車すぐ来てくれますから!

外に出て待っていると、遠くからサイレンが近づいて来ました。
おぉ早いぞ!まだ五分も経っていないぞ!
流石、千代田区!

しかし、それは救急車の音と何か違う雰囲気でした。
角を曲がって姿をあらわしたサイレンの主は、なんと大きな消防車!

一世一代の過ちをおかしてしまったのであろうか。自分は。

頭を抱えていると、大きな消防車のすぐ後から救急車も連なってきました。
順番、逆にしてくれよ..。

何でも、都心部で救急車を呼ぶと、場合によって消防車もやってくるそうです。
現に、自分の住む古いマンションにはエレベーターが無く、狭い階段しかありません。
この階段、数ヶ月前に注文したベッドを運び込めなかった経緯もあります。

日中はお向かいさんのお父さんの告別式があったばかりで、消防車の音で集まった御近所さんとは「こんなこと、あるんだねぇ」なんて話になってしまい。
救急車が去った後、病棟の待合室に向かった自分は寝るタイミングを逃し、本日の仕事は抜け殻状態でした。
職場の皆様、ご迷惑お掛けしました。

この古い小さなマンション、身寄りの少ない住人ばかりだと、その晩分かってしまい。とても放って置けませんでした。
今宵はしっかり寝ます。
ガァ

消防車がやってきた” への3件のコメント

  1. 若旦那さんへ

    心肺は装置の助けで機能している様子でした。
    ただ、意識回復は厳しい状況です。
    今朝出社時にお会いしたら、顔色はここ数ヶ月で一番良かったです。

  2. ピンバック: 愛子さん | SWOFF.COM

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