Vespa[死ぬかと思った]

先週の日曜日の話です。
エンジン「降ろし」と「割り」作業は土曜日に終了し、翌日はちょっとハマッた後、少しは快調な走りとなりまして。
夕方頃、明神下の自宅から日本橋の職場まで往復走行を試みたのです。
行きは無難そうな道を選びました。
走り出せば時速60kmくらいは出る状態。
しかし、低回転がスカスカなもので坂道発進は相変わらず不可能に近く。
帰りの道は、少しだけ冒険をしてみました。
国道四号線のアンダー(地下道)に入ってみたのです。
車の流れにも順調に乗れた状態でした。
しかし、アンダーの一番下の辺りで渋滞に巻き込まれ、車の流れはピタリと止まりました。
最悪の場面での発進です。
ガァ
数十秒で車は流れ出しましたが、こちらは回転を上げても前に進めません。
仕方ないので、押して上りました。
すぐ横では車が勢い良く通り過ぎていきます。
アンダーからどうにか抜けかかると、そこは地上道との合流部分で、歩道側に寄るタイミングがなかなか掴めません。
この場所は、右からも左からもかなりの勢いで車が走り抜けまして。
久しぶりに死ぬかと思いました。
ガァ

Vespa[作業中の撮影は面倒]

vespa0091.jpgvespa0092.jpgvespa0093.jpg
エンジン周りの修理で、作業をしつつの撮影はけっこう面倒です。
ゴム手袋ではすぐに穴が開くし、軍手では指がオイルで汚れ放題ですし、そんな状態でお気に入りのカメラのシャッターは押し辛く。
まして、一番重要かつハマッた場面ほど撮影の余裕などありませんで。
昨日・一昨日の炎天下作業で、更に思考回路もオーバーヒート気味でしたが、撮影した幾つかの画像を今宵見直しました。
シリンダーとシリンダーヘッドの間から、オイルが漏れていた模様です。圧縮がここからも逃げていたと思います。(画像左と中央)
でも、ひょっとすると直下にある太いマフラー側の接合部からオイルまみれの排気が漏れていたからかもしれません。
シリンダーとシリンダーヘッドの接合部分は綺麗に清掃し、高温でも耐えうる液体パッキングを挟んでいます。
あと、昨夜綴り忘れたことですが、作業後のオイル漏れは何処からも確認できなかったので、今回の作業はそれだけでも意味があったと思います。
オイル漏れが原因で全く機能しなかったリアブレーキの効きは、ブレーキワイヤーの張りがまだ甘く、直ったのか確認できていません。軽くリアブレーキを踏み込んでも、床にペダルが当たるくらいですから..。
ついでに、へし折れた工具が右側の画像です。
ガァ

Vespa[圧縮復活]

今朝は九時過ぎからの作業でした。昨日は朝の五時から十二時間以上でして。
パッキングも馴染んできた時刻でしたし、オイルを入れ、スパークのタイミングを軽く調整し、表通りにてキック。
エンジンはキック三発くらいでかかりました。
パッキング関連の交換で、圧縮が復活したのか、キックが少し重くなった感です。
壊れてなくてよかった..。
しかし、エンジン内部の中途半端なクリーニングとグリスアップの直後のためか、排気の白煙が凄まじく。
ニュートラルから一速へ入れたところ、変な音がフライホイール辺りから。
ガガガガとかいって、エンスト。
ガァ
ギアーはニュートラルに入らず、押し掛け..。
しかし、掛からず。
ニュートラルに入らないので、クラッチを握ったまま帰宅。
フライホイールは外れかかっていました。
フライホイールを外してみると、軸を固定する半月型のピンがへし折れていました。
フライホイールカバーが無かったら、かなり危険な状態でした。
フライホイールとカバーが、ガガガガの音の出所でした。
あと、ギアボックス(でいいのかな?)の組みつけが間違っていたようで、本来「コ」の字のような凹みに収まるピンが、片側に寄っていました。
半月型のピンは、新品交換前の古いのが残っていたので、即交換。
スパークのタイミングも取り直しました。
表通りに出直して、ニュートラルを確認し、キック一発エンジンスタート。
白煙気味で、走行。
以前より、出だしは気を使わなくて良くなりましたが、ベストではありませんでした。
キャブレターがまだ怪しいのかな?
本日は、駒込から三田辺りまで往復しました。白煙も5kmくらいの走行で納まりました。
駒込に行く途中、ガス欠で1kmほど押して歩いたり。
兎に角、昨日よりは前進して良かったです。
あと、昨日公開した写真のピストンに傷が入っていましたけど、あれでもマシな部類です。二枚の分厚いピストンリング自体は無事でしたので、その辺りは問題無さそうです。

Vespa[結局エンジン降ろす]

vespa0081.jpgvespa0082.jpgvespa0083.jpg

シリンダーヘッドを留める四本のロッドが外せなかったため、結局エンジンを降ろしました。無理すると、ロッドを折ってしまうそうで。
桃を二つに割ると、桃太郎の如く、エンジンを二つに割ると..。

ミッションオイルが行き渡らないような部分は、オイル漬けの錆で覆われていました。
古いワーゲンのエンジンでも、似たような場面がありました。
心情的には、更に分解して全て綺麗にしたかったのですが、そんなことやっていたらこの週末中に元通りに戻せません。
というか、今夜中に元通りにしないと、家の前の通りをVespaのパーツが埋めてしまいます。
ガァ

出来る範囲でグリスアップし、淵を磨いた後、その淵を大きなパッキングで覆いました。
割ったエンジンをくっ付け、30分ほど放置し、更に増し締めし、また車体に戻しました。
一番交換したかったクラッチ側のオイルシールは、最後までハマりました。
リヤホイールの軸にある巨大なナットが外れないのです。
だいたい、自分はあんな巨大なナットを外す工具を持っていません。
朝一でこの部分は後回しにしようと。

エンジンのパッキングをやり直した後、自宅向かいのTさんが工具を貸してくれました。
しかし、このナットを外そうとすると、エンジン本体が回るほど、強く締められていました。
順番が無茶苦茶ですが、この作業はエンジンを降ろしているときにしたんです。
Tさん所有のインパクトレンチでも、歯が立ちませんでした。
ここまで硬いナットは生まれて初めてです。

エンジンを車体に早めに戻した理由は、時間制限以外に、名案があったからです。
車体にエンジンを戻し、ブレーキをかけた状態でロックを外そうとしたら、相手(車体)まで回転してしまうことは無いだろうと。

Tさんが何処からか借りてきた鉄棒の先に、スパナを埋め込み、Tさんにフロントブレーキを押さえていただいた状態で鉄棒を回すと..。
スパナの延長部分が折れました。
ガァ

スパナの延長部分は、もう一つあったので、取り替えて、もう一度試してみました。
休日も仕事だったTさんに、これ以上迷惑かけては申し訳ないので、一言。「また折れたら、きょうはやめておきましょう..」。
運良く、ナットは回りました。

その後、一番気になっていたオイルシールは、あっけないほど簡単に交換できました。
外していたパーツを全て組みなおし、18時頃には作業が終了しました。
オイルシールに染み込ませた液体シールが硬化するには数時間必要だそうで、オイルを入れない状態で一晩寝かせることにしました。
体もクタクタでした。
Tさんに感謝です。
ガァ

Vespa[また入札]

つい手が滑ってしまいました。
オークションで、入札ボタンをクリックしてしまいました。
落札できるか謎ですが、ビンテージのVespa100ccモデルです。
画像が「あなたに乗って欲しい」と言っていたもので。
ガァ
P125Xはもちろん、修理を続行します。

Vespa[エンジン割り前準備]

vespa0045.jpgvespa0047.jpg
定時で帰宅後、上野パーツセンターさんで高温対応の液体シールと、ブレーキクリーナーを購入してきました。もちろん、P125Xにて。
その後、エンジン割り前準備を、今夜進められるところまで片付けておりました。その途中で陽が暮れました。
左の写真は、後輪を外した状態。
右の写真は、住民の皆様に不安を与えないためのこの晩のカモフラージュ..。
ここまで、Web上の沢山の方々からフォロー頂きましたので、同じようなトラブルを抱えている方向けに、明日はなるべく画像を残す予定です。